本日の献立/2月2日(木)・中華煮 ・キャベツのオイスターソース ・もやしのピリ辛あえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 798kcal、たんぱく質 35.0g、脂質 22.2g ☆ラー油(辣油)☆ ラー油はごま油などの植物油にトウガラシなどの香辛料を加えて加熱し、辛味成分カプサイシンやカロテノイド系の色素などを油に移行させた中国の調味料です。日本ではトウガラシなどの薬味を除いて油成分のみを販売されることが多いですが、中国では、取り除かずにそのまま提供され、薬味とともに使用することが多いようです。また、中国の家庭ではトウガラシのほか、青ねぎ、サンショウ、しょうが、ハッカク、ごま、陳皮(チンピ)、桂皮(けいひ)などの香辛料も原料として使われるそうです。 料理では、その辛味を生かして、ギョウザやシュウマイのたれ、ラーメン、あえもの、炒めもの、サラダ、前菜のソースなどいろいろな料理に利用されます。また、2010年に日本では、薬味が入っていて辛味を抑えたラー油を「食べるラー油」として販売され、ブームとなりました。 今日の給食では、もやしのあえものに調味料として使用しています。 本日の献立/2月1日(水)・ミンチカツ ・キャベツのピクルス ・いよかん ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 856kcal、たんぱく質 28.7g、脂質 26.0g ☆ローレル☆ ローレルは、地中海東部から西アジア原産のクスノキ科の常緑性小高木で、日本語では月桂樹(げっけいじゅ)」と呼ばれる樹木の葉を香辛料として利用されるものです。ベイリーフ、ローリエとも呼ばれています。香辛料は、「ハーブ」や「スパイス」と呼ばれるものに分けられますが、ハーブは草本植物の葉や茎を使用するもので、香草、香辛野菜とも呼ばれます。一方スパイスは、ハーブ以外のもののことを言いますので、この場合、ローレルはスパイスということになります。 ローレルを香辛料として利用するには、月桂樹の若い葉を摘み取り、苦味をおさえるため、風通しの良い日陰で乾燥させて使います。そして、この葉をそのまま使うものやフレーク、粉末にしたものがあります。爽快な香りが特徴で、肉や魚の臭み消し、スープやカレーの香りづけなどに使われます。 今日の給食では、ビーフシチューに使用しています。 学級休業のお知らせ
2年5組は今週頭よりかぜ様疾病(インフルエンザ、風邪、発熱)で欠席する人が出てまいりました。今週に入っても増えてまいりましたので、5組は本日、昼食後下校をさせます。そして2月2日(木)〜2月4日(土)より学級休業とします。2月6日(月)より通常授業を行います。何卒、宜しくお願い申しあげます。
本日の献立/1月31日(火)・豚肉と野菜の炒めもの ・じゃがいもの煮ころがし ・野沢菜漬け ・かす汁(※1/20に実施できなかった分です。) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 848kcal、たんぱく質 34.2g、脂質 23.5g(かす汁分含む) ☆ポン酢☆ ポン酢の語源には諸説がありますが、江戸時代の長崎で、オランダ人が飲んでいた「pons(ポンス)」という柑橘類の果汁の入ったカクテルであったというのが有力とされています。これが、橙(ダイダイ)などの柑橘類の果汁を指すようになり、19世紀の終わりから20世紀はじめごろまで、「ポンス」や「ポンスシロップ」の名で販売されていたようです。そして、ポンスから「ポン酢」となり、今では、柑橘類の果汁にしょうゆを加えた「ポン酢しょうゆ」を単に「ポン酢」と呼ぶようになっています。ダイダイやユズ、スダチ、レモンなどの柑橘類としょうゆを混ぜ合わせたポン酢は、和食だけでなくどんな料理にも合わせやすいのが魅力となっています。マヨネーズを合わせるなどくふう次第では、色々な使い方ができます。また、大手メーカーだけでなく、各地でも様々なポン酢がつくられています。海外でも人気となっており、アメリカやシンガポール、台湾、香港などにも、そのままの味で輸出が行なわれています。 今日の給食では、大根おろしと混ぜ合わせて、白身魚のから揚げにかけています。 本日の献立/1月30日(月)・ちくわの磯辺揚げ ・だいこんの酢のもの ・りんご(缶詰) ・赤だし ・牛乳 栄養価 エネルギー 790kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 21.4g ☆みそ(八丁みそ)☆ みそは、古代中国の塩蔵発酵物である「醤(ひしお)」や、大豆や穀物などを発酵させた「豉(くき)」が由来であるとされ、それが飛鳥時代に日本に伝わり、独自に発展したものと考えられています。「大宝律令(701年)」に「未醤(みしょう)」という発酵食品が記録されており、これが「味噌(みそ)」につながっていると推測されています。当初は、貴族や僧侶に珍重されるほどの高級品でしたが、室町時代になって政府の奨励によって、豆類や穀類の生産量が増えたため、みそづくりも盛んになり、一般庶民にも広まりました。その後、豊臣秀吉の時代になって、茶の湯が流行したことにより、懐石料理でみそが使われるようになり、みそ料理の基礎が出来上がりました。そして、1626年に伊達政宗が、当時の戦陣食として重要視されていた軍事用のみそをつくるため、「御塩噌蔵(おえんぞぐら)」と呼ばれる日本で初めてのみそ工場を仙台で設立し、大量生産を可能にしました。 今でもみそは、日本の食生活において、重要な食品となっており各地方の気候、風土により様々な種類があり、麹の原料で分けると、米みそ、麦みそ、豆みそに分けられます。今日の給食にある「赤だし」というのは、このうちの豆みそを使ったみそ汁のことです。そして、この日の赤だしには「八丁みそ」という大豆と塩だけでつくった豆みそを使用しています。これは、愛知県岡崎市八帖町を主産地とするみそで、同市にある2件のみそ会社の登録商標になっています。3〜5年かけて熟成させてつくる光沢のある赤褐色の辛みそで、保存性が高く、濃厚な旨味と渋味があります。 |