６年生の卒業式は終わりましたが、次の日からいつも通り元気に登校し、笑顔いっぱいの小学部の子どもたちです！
３学期も残り１週間となり、
「このメンバーで過ごすのも後少しかぁ・・・」
とさみしそうな声もちらほらと聞こえてきます。

　そこで、２１日火曜日に卒業遠足として、京都水族館と京都鉄道博物館に行ってきました(^O^)／
両施設とも子どもたちが行きたかった所のようで、行き先を発表した時は大歓声が起こりました。

　今回の卒業遠足のねらいは
・学級の友だちと協力して楽しく学ぶことができるようにする。
・バス、電車、見学場所などでルール・マナーを守り、集団活動で守るべきことを学ぶ。
以上の２点です。

　京都水族館では、特にオオサンショウウオやペンギン、アザラシやオットセイに興味をもったようで、説明書きにも目を向けて学んでいました。
「先生見て〜こんなのがいるよ〜。」
と口々に言う姿がとても可愛かったです。

　イルカショーではくるくる回ったり、ヒレをバタバタさせたり、高くジャンプしたりする度に目をキラキラさせて喜んでいました。


　次回は京都鉄道博物館編です(^^♪

季節の変わり目や花粉が飛散しているということもあり、マスクを着けている子どもが増えてきています。風邪は万病の元とも言いますので、分校でも保健委員会の子どもたちが中心となり、力を入れて予防の声かけをしています。朝の集会で声かけを行い、その予防についてわかりやすく、ピロティにて展示を行なっています。

季節の変わり目というのは、体が新しい季節に適応しようと頑張っている時期でもあります。何もしなくても疲れを感じる時期です。疲れを感じた時にはしっかり体を休めて体力を回復して欲しいです。

分校では毎週金曜日の終学活の時間に、「振り返りシート」という取り組みを行っています。この取り組みは、いじめの早期発見を目的としており一週間の振り返りを生徒にさせるものです。この一週間で人に嫌な思いをさせたか、人から嫌な思いをさせられたか、など生徒自身が自分の一週間の生活を落ち着いて振り返ることで、次の週に目標を決めて行動ができることを目指しています。また、定期的に内容を変化させることで、日々生徒理解にも役立てています。
今月１７日に今年度最後の振り返りシートが実施されました。今週は卒業式という大きな行事があり、卒業式練習や本番での自分の頑張りを思い出している生徒が多くいました。また、来週には百人一首大会が開催予定ということもあり、行事への意欲的な姿勢が今回の取り組みから窺えました。
来年度もさらにこの振り返りシートの内容を充実させて、いじめの未然防止や生徒理解に繋げていきたいと考えています。

３月１５日（水）に大阪市立弘済小学校分校の卒業式を行いました。
段々暖かくなり、春ももうすぐそこまで来ていると感じられる毎日ですが、この日は肌寒く、雨が降ったり止んだりというお天気でした。降りそうな雨も本降りになるまでには止み、卒業生の門出を祝福しているように感じられました。

　卒業式に向けての練習は約一週間でしたが、入場から証書の授与、歌や朗読、退場まで全ての練習に前向きに取り組むことがうまくできました。初めての練習の日は、不安と緊張からメリハリをつけて歩いたり、礼をしたりすることができませんでしたが、本番では自信をもって堂々と歩き、成長した姿を見て頂くことができました。毎日学園の指定ジャージを着て、無邪気に遊んでいる姿からは一変、今日の式典ではシャツを着てブレザーを着ている姿がいつもより一回りも二回りも大きく見え、感動しました。

小学部では、三学期になってから中学生になるための準備を行ってきました。特に算数では基礎学力の向上のために、復習をたくさん行い、国語では漢字の復習や集中力を高めるために硬筆書写を行いました。また、C-NETの講師の方に外国語活動の授業を何度もして頂き、英語に楽しく触れる機会を増やしました。

　その甲斐もあり、
「早く中学生になって新しい勉強をしたい！！」
と言っています。中学生になった姿がとても待ち遠しいです。

小学部では、卒業しても修了式まで登校し、授業を受けます。残り少ない毎日を、充実した日々になるように子どもと楽しく、そして意義のある毎日を送りたいと思います。

　大阪市内の中学校が卒業式を行った次の日の3月15日（水）に、弘済小・中学校分校および阿武山学園の卒業式を行いました。式当日には遠方にも関わらず、多くの保護者や前籍校の先生方ならびに、関係諸機関の方々にお越しいただきました。ご参列いただきました方々には厚く御礼申し上げます。

小雨の降る中でしたが小学6年生を先頭に、一人一人が深々と礼をして入場してきました。どの卒業生も少し緊張した表情をしながらも、堂々と自信に満ちた立ち振る舞いでした。練習の時には、なかなか集中が続かず、姿勢が崩れたり動きを間違えたりしていました。また呼びかけや合唱も声が小さくて何度もやり直しました。しかし、卒業式の当日は、動きや歌声の一つ一つに心が込められていました。

中学3年生は、卒業式を終えるとほとんどの生徒がその日に学園を去っていきます。今まで慣れ親しんだ生活環境から一変し、また元の環境に戻ります。ここで安定した生活が送れていた生徒でも、環境の変化に耐えきれず生活を乱してしまう子どももいます。今後の彼らの生活には家庭や地域のご協力が不可欠です。どうか温かい目で見守っていただけることをお願いいたします。