始業式 年の始めにあたって
校長講話
皆さん、おはようございます。 平成29年度が今日からスタートしました。 1年生にとっては、新しい学校。そして、2・3年生にとっては、新しい学年、学級、担任の先生。みんなの力でより良い学校、北中を作り上げましょう。 まず、一年の初め、始業式にあたり、君たちに校長として、次の言葉を贈ります。 それは、「人の良いところを見ようとする目を持つこと。プラス思考で。」という言葉です。 みんなは今、「よし、新しい環境で、頑張ってやろう」という意気込みがとても強いと思います。 ところが一方で、「なんであの子と一緒やねん。」とか「担任の先生が嫌や」などと、クラス分けで「好き嫌い」や「わがまま」を出している人はいませんか。 世の中、学校も社会も、自分の思い通り、好き嫌いで選ぶことはできません。自分が所属した集団の中で、何とか頑張って行くしかないのです。そこで必要なのが「プラス思考」です。 親や先生から叱られたときに、「嫌や!」と思うのか、「自分のために注意してもらっている」と考えるのかでは、随分と違います。また、「あの子は自分と違う。合わん。」と思うのか、「へーぇ、なかなかエエとこあるやん」と良さを発見して認めてあげるのとでは、全然違います。要は気持ちの持ちようです。 実は、人をほめることはなかなか難しいことです。先生という仕事は、君たちをほめることが比較的多い仕事ですが、それでも、叱ってばっかりのときもあります。 しかし、先生方も今のこの時期は初心。君たちを迎えるために、教室を整備したり、学年・学級通信を作ったり、一生懸命に努力してくださっています。 良さを感じて前進して行ける一方で、我々は人からほめられたいけれど、自分自身の弱いところ、ダメなところも知っています。ここを人に見られたり、受け入れることには抵抗がありますし、大きな勇気がいると思います。 私は校長として、この北中を預かり、多くの先生方を束ねています。先生方も様々な個性があり、君たちのために先生方の個性や良さを活かすことが大きな仕事です。 自分を受け入れるということは、自分自身を認めることであり、弱点があっても仕方なく、これを受け入れて、一からスタートすればいいのです。苦手なことも、一つ一つ決めたことを毎日継続して行けば、次第に少しずつ強くなっていきます。 中学生の時期は、自分の心を鍛える時期で、やがて社会に出ても倒れない、強い人間の基礎「たくましさ」を作る時期といえます。 良いところを認めて「人には優しく」、そして「プラス思考」で、叱られても、注意されても、素直に受け取り、自分を鍛え、ぜひとも「たくましく」生きて行ってください。 以上、始業式の言葉とします。 生徒指導主事より それぞれの学年に、「目標」を 第一学期 始業式
始業式で、各学年所属の先生方が紹介されました。
着任式 その2これから、どうぞよろしくお願いいたします。 着任式
始業式に先立って、この4月から北中にお越しになった教職員の皆様の着任式を行いました。
北中桜物語 その2
青空が少し顔を出しています。
桜が映えますねぇ。 |
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