早いもので、新年度が始まって1カ月が過ぎ、今日から5月に入ります。各学級では委員や係が決まり、代表の人に認証状を渡しました。それぞれがしっかりと役割をはたしてほしいと思います。
さて、先週の全校集会でみんなが学校で最も多くの時間を過ごすのは学級である、その学級が一人一人にとって居心地のいい場所になっているか、ほっとできる場になっているかというお話をしました。
そういう学級にしていくために、覚えておいてほしい大切なことを一つお話したいと思います。それは、「自分がされてうれしいことを他の人にしてあげよう。自分がされて嫌なことは他の人にしないようにしよう」ということです。当たり前のこと過ぎると感じることかもしれませんが、とても大切なことです。
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学校ではたくさんの人が一緒に生活していますから、自分だけが良ければそれでいいというわけにはいきません。そこには、必ず友だちや先生方との関わりが大切になります。学級での生活も行事も部活動も仲間と心を一つにして取り組むことで達成感や絆が生まれてきます。自分が仲間から信頼され、感謝され、共に支え合うなかで、楽しい学校生活が送れます。
自分がされてうれしいことを是非、周りの仲間にもしてください。心ない言葉や行動で人を傷つけるのではなく、「ありがとう」や「ごめんなさい」といった言葉が飛び交う集団になってほしいと思います。
もう一度繰り返しておきます。「自分がされてうれしいことを他の人にしてあげよう。自分がされて嫌なことは他の人にしないようにしよう」
さて、話は変わりますが、世間では、この4月末から5月初めにかけて祝日が重なるこの時期を「ゴールデンウィーク」と呼んでいます。もともと、この「ゴールデンウィーク」という言葉は、今から66年前の1951年にこの時期に上映された映画が大変ヒットしたのを機会に、より多くの人に映画を見てもらおうという事で映画会社によって作られた造語だそうです。だから、公共放送であるNHKは、「ゴールデンウィーク」という言葉を使わずに「大型連休」という言葉を使うそうです。
そんな雑学はどうでもいいのですが、この連休明けには、3年生の修学旅行をはじめとして、2年生の校外学習、1年生の一泊移住と大きな学校行事が予定されています。連休だと思って気持ちを緩めてしまい、体調を崩してしまうと大変です。気持ちを緩めすぎることなく、いつも通りの規則正しい生活を送り、連休明けに待っている学校行事に備えてほしいと思います。