このグループは、田植えの後はしいたけのコマうち作業です。
ならの原木にドリルで穴を開け、しいたけの種コマを木づちで打ち込みます。きれいな手で作業し、落としたコマは雑菌がつくため使えません。打ち込んだ原木は裏山に置き、一年後には立派なしいたけが収穫できるそうです。
庭にはウドが生えていて、夕食用に収穫しました。このあたりの標高は850mくらいだそうで、山菜の宝庫です。

このグループは畑作業。すきを振るう姿もなかなか様になって、筋がいいとのおほめの言葉をいただきました。
この後は山に、夕食用の山菜取りに行く予定です。

このグループも田植えをしていましたが、この前には、自生しているマーガレットの花を摘んで花冠を作ったそうです。
近くには四つ葉のクローバーが群生しているところもあり、大感激でした。幸運がくるといいですね。

お寺にお世話になったグループも昼間は畑作業。草刈りの後、さつまいもの植え付けをしていました。よく働くとおほめの言葉もいただきました。
中には朝のお勤めを志願した人もいたようです。
山に向かって叫ぶとこだまとなって返ってくると教えられて早速トライ。「おかあさ〜ん」と叫んだ人もいたらしいですよ。

巡回途中、雪をいだいた北アルプスの山々を見ることができました。
芦の尻地区では長野オリンピック開会式で登場した道祖神を見ることができました。
毎年、正月七日に家々からしめ縄を持ち寄り石の道祖神を飾りつけ神面をつくります。集落に悪霊が入り込まないよう心を込めてつくり、無病息災と豊作も祈ります。一年の守護役を務めた古い神面は、その夜のどんど焼きの炎とともに自然に帰ります。