前にずらっと並んでもらっていますが、今日から9名の先生方が教育実習に来られます。なぜ、教育実習に来られるのか。これは、学校の先生になってみんなの前で授業をするためには、車を運転するために運転免許が必要なように、教員免許がいります。その免許を取るために教育実習が必要と決められているからです。塾の先生は免許がなくてもできますが、学校の先生はそういうわけにはいきません。教員免許も校種ごとに分かれていて、小学校の免許を持っていても、中学校の免許がなければ中学校で教えることはできないわけです。もちろん、中学校、高等学校は教科別ですね。
この教育実習の期間を通じて、先輩方からいろんなお話を聞いて、これからの自分の将来を考える参考にしてほしいと思います。
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将来を考える参考にと言いましたが、皆さんの中には、すでに将来の目標を定めている人もいるかもしれませんが、まだ、こんな仕事につきたいなぁと思っている人が多いのではないかと思います。
職業調べをした学年もありますから、よくわかっていると思いますが、多くの仕事でその仕事に就くために資格や免許が必要になります。
先生は母親を時々病院に連れて行くのですが、その病院に沖縄県出身の看護師さんがいます。彼女は沖縄に生まれ、沖縄で看護師の資格を取ったそうですが、都会にあこがれ、大阪にやってきたそうです。大阪に出てきてすぐに仕事に就くことができたのも、看護師という国家資格を持っていたからですと話していました。
このように、資格や免許をとり、いつでも仕事につける条件を持っていれば、皆さんの活躍できるステージは大きく広がります。漢検や英検なども、みんなの貴重な財産になります。
さて、そういったいろいろな資格や免許を取るための基礎となるのが、今みんなが学んでいる中学校での学習です。いつも言うように1時間1時間の授業を大切に、それを積み上げていけばよい結果が必ず帰ってきます。しっかりがんばってください。