本日の献立/5月26日(金)・鶏肉のから揚げ ・春雨サラダ(マヨネーズ) ・肉だんご ・スープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 872kcal、たんぱく質 35.3g、脂質 26.9g ☆春雨(はるさめ)☆ ハルサメはでんぷんでつくられる麺類の一種で、熱湯で軽くゆでて食べるものです。中国では、緑豆のでんぷんを原料として6世紀には食べられていた記録があるそうです。日本へは、鎌倉時代に伝わり、葛(くず)や片栗(かたくり)のでんぷんでつくったものが、「水繊(すいせん)」という名で食べられていたようです。そして、昭和10年代にジャガイモとサツマイモなどのでんぷんを原料としたものが開発され、第二次世界大戦後に春雨(はるさめ)の名で一般化しました。奈良県が主産地となっており、全国の生産量の約6割を製造しています。サラダなどのあえものや、炒めもの、煮ものなどにも使用されています。 今日の給食では、キャベツ、キュウリ、ニンジンを合わせてサラダとして使用しています。食品衛生上、マヨネーズはあえていませんので、各自でマヨネーズをかけて食べるようにしています。また、今日の焼き飯についても、食品衛生の面から上の写真のように、おかず容器に入っている具を各自でご飯に混ぜて食べてもらうようにしています。 ※1年生は来週の29(月)、30(火)は、一泊移住による代休のため給食はありません。2、3年生は、通常通り実施します。 本日の献立/5月25日(木)・豚肉と野菜のカレーソテー ・ほうれん草とコーンのおひたし ・パインアップル(缶詰) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 877kcal、たんぱく質 27.9g、脂質 27.2g ☆にんにく(大蒜)☆ ニンニクは中央アジア原産で、ネギなどの仲間になる野菜です。ヨーロッパではギリシア、ローマ時代から知られ、古代エジプトではピラミッド建設にかかわる人々の重要な食糧となっていたようです。日本へは千年以上前から伝えられており、「本草和名(918年)」に記述が見られます。「源氏物語(1004〜1012年ごろ)」にも登場しており、「帚木(ははきぎ)」の中の「雨夜の品定め」で極熱の草薬とも表現されています。当時は、オオビル(於保比留、大蒜)と呼ばれ、薬や厄除けとして使われていました。 強烈なにおいは主に硫化アリルのひとつであるアイリンが分解されてできるアリシンという成分によるもので、この時アイリナーゼという酵素が作用します。アイリナーゼが活性化するためには酸素が必要となり、つぶしたり、小さく切ったりすることで空気に触れ、酵素が作用することで香りが強くなります。調理する前のニンニクがにおわないのはそのためです。アリシンは、体内でビタミンB1と結びついて吸収を高め、疲労回復やスタミナ増強などの効果があります。また、抗がん作用や抗菌作用、血栓や冷え性の予防、脂肪の分解促進などさまざまな効果が期待されています。ただし、生で食べると刺激が強く、食べ過ぎると胃腸の粘膜を傷つけるので注意が必要です。加熱をすると刺激は少なくなります。 今日の給食では、豚肉と野菜のカレーソテーに使用しています。ビタミンB1を多く含む豚肉などと組み合わせることで、その効果を高めています。 進路説明会のご案内
昨日、進路説明会のご案内を配布しました。
6月16日に第一回進路説明会を行ないます。 「進路の手引き」は3年生の保護者様分しかありませんが、1・2年生の保護者の方も、ご興味あればぜひお越しください。 教育実習生が授業をしています。
教育実習も2週めに入り、授業も行なっています。
みな中野中学の卒業生です。頑張って下さい。 本日の献立/5月24日(水)グリーンアスパラガス ・オムレツ ・から揚げポテト ・プチトマト ・牛乳 栄養価 エネルギー 881kcal、たんぱく質 26.0g、脂質 28.8g ☆グリーンアスパラガス/アスパラギン酸☆ アスパラガスは、ユリ科の植物で、土から顔を出した若い茎を食べる野菜で、ヨーロッパ南部からロシア南部にかけて自生し、2000年以上前から食べられていたようです。日本へは江戸時代に観賞用として伝えられ、1873(明治6)年に食用の品種が伝わり、栽培が始まりました。 アスパラガスには、アスパラギン酸というアミノ酸が含まれていますが、1806年フランスのルイ=ニコル・ヴォークランとピエール=ジャン・ロビケという化学者が、アスパラガスの汁からアミノ酸をたんぱく質の結晶としてとり出すことに成功しました。このことからアスパラギンの名がつけられました。アスパラガスのほか、豆類(野菜としての豆や発芽したもやしを含む)や種実類、肉類などに多く含まれ、タンパク質や、尿を合成する作用があります。尿として排泄されるアンモニアは、体内で循環すると毒性を発揮しますが、これを体外に排泄する作用があり、中枢神経を守るだけでなく、神経伝達物質の原料にもなります。また、エネルギー代謝や窒素代謝にかかわっているため、疲労回復やスタミナを増強する作用があることから、ドリンク剤などにもよく使用されています。さらに、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルを運ぶ作用があり、ミネラルの補給剤としても使用されています。 今日の給食では、ハヤシライスに添える青みとして、グリーンアスパラガスを使用しています。 |
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