本日の給食(5月22日)給食には珍しい中華おこわでした。おこわは、もち米を蒸したご飯のことです。もちもちとした食感と甘みが特徴で、強い飯と書いて「強飯」とも呼ばれます。今日はもちもちとした食感の中華おこわを味わって食べましょう。 ごちそうさまでした。 2年理科の授業
2年理科の授業の様子です。物質どうしのむすびつき、化合についての学習です。鉄と硫黄、銅と硫黄などがむすびついたら何になるかを順番に答えていきます。
平和を願う鶴
修学旅行において行った周防大島の民泊先のひとつ、瀬川幸子さんから生徒一人一人に平和を願う鶴をいただきました。戦後70年を記念して作られた非売品のしおりもいただいています。3年教室前廊下の掲示板に掲示しています。
全校集会
5月22日、全校集会を行いました。中間テスト一週間前ということで、なぜ勉強しなければならないのかという話がありました。将来、仕事に就くにあたって必要な資格を取得するには試験をクリアしなければならない。そのためには、やはり勉強の力をつける必要がある。基本的な学力は中学校時代にしっかりとつけておきましょう。という内容の話でした。
修学旅行 平和学習 セレモニーその宣言文を全文掲載します。 ////////////////////////// 平和宣言 一九四五年八月六日午前八時十五分。澄みわたる青空を切り裂き、ひとつの原子爆弾が広島に投下されました。その原爆には、美しく平和な町を一瞬のうちに破壊し、焼き尽くす力がありました。目が眩むほどの閃光に辺りは包まれ、すさまじい爆風、熱線、放射線が人々を襲い、その年の暮れまでに14万もの尊い命が奪われました。人類が自らを破滅に導く手段を手にしたことが、はっきりと示されたのです。辛うじて生き延びた人々も、放射線の障害に苦しみ、心身に負った深い傷は今なお消えることがありません。破壊され 失った街並みや、歴史と共に育まれた伝統文化も、二度と戻ることはないのです。七十二年前のこの場所にも、友達との触れ合い、食事や団欒、自分の愛する人、好きな人が近くにいる幸福、両親からの優しい抱擁。そんな素晴らしい瞬間がありました。しかし、それら全てはあっけなく壊されてしまったのです。 平和学習を進めるなかでそのようなことを学び、テレビや新聞で当時の様子や傷ついた人々の姿を目にする度に、原爆にあった方々のとても言葉だけでは表せない痛み、苦しみ絶望が脳裏にうつしだされ、心が押しつぶされそうになります。 私たちは、日頃何気なくあたりまえに過ごしている時間がどれほど大切なものなのか、理解を深め、心に刻み込まなければいけません。 今でこそ私たちは、科学の力によって、海を越えて交信したり、雲の上を飛行できるようになりました。また、病気を治したり、宇宙というものを知ることも可能になりました。しかしその一方で、そうした発見がより効率的に人を殺めるものへと変化することがあるのです。科学技術の進歩は、人生を充実させるためのものであると同時に、人類を破滅しうるものに近づいているとも言えます。 なぜ人類は、自分と同じ人間を殺めてしまったのでしょう。 人間誰もに正義があり、人それぞれの正義の解釈は違うものです。そうした考え方のぶつかり合いで、争いが起きてしまいます。 本当の「悪」とは、何なのでしょうか。 原爆投下という悲劇を繰り返さないために、一番見直すべきことは、人間ひとりひとりが相手の考えに、気持ちに、心に、耳を傾けることだと思います。 暴力的な争いはするべきではありません。 そこに存在するものを破壊してはならないのです。私たちは、互いの繋がりを再び認識して、同じ人類の一員として平和的な協力をしていかなければいけません。 世の中にはまだまだ多々の戦争が起きており、たくさんの尊い命が奪われています。さらに、自然災害や地球環境の汚染、核兵器の保有など、世界の国々が協力して解決していかなければならない問題が多くあります。 そんな中で、私たちがしていかなけらばならないことは何でしょうか。 それは、過去に何があったかを知り、後世に語り継いでいくこと。平和の尊さを世界に訴え、今ある平和を未来に続けていくこと。そして、同じ過ちを二度と繰り返さないことです。決して簡単なことではありません。ですが、ひとりひとりが思いを強く持ち、心を一つにすれば、いつか必ず実現できるはずです。 私たちは本日、思いを新たに、原爆の被害にあった方の分まで、様々なことを学び、考え、感じ、より平和な世界を築くことを、ここに誓います。 平成二十九年五月十六日 大阪市立高津中学校 三年生生徒一同 |