かなり強い雨が降っていたにもかかわらず引き潮だったので、大鳥居の周りにも沢山の人たちが歩いていました。

　平和公園を出発し、宮島口からフェリーで厳島神社に行きました。雨のせいかそれほどの混雑はなく、のんびりと参道を歩くことができました。

　予定では「原爆の子の像」の前で平和セレモニーを行い、みんなで折った千羽鶴を奉納することにしていました。しかし、あいにくの雨のため、生徒会代表が講話のお礼を述べ、花束を贈呈した後、生徒会会長が河野さんに千羽鶴を手渡し、奉納していただくようお願いしました。
　
　到着が遅れてしまい、平和記念館を見学する時間が十分なかったことが惜しまれます。

　６月７日（水）〜９日（金）の日程で３年生修学旅行を行いました。学校からバスで広島に行き、１日目は平和公園、厳島神社、２日目は大崎上島で体験活動を行いました。当ホームページで３日間の思い出を振り返ってまいります。皆様、ご覧ください。

　平和公園に到着し、昼食で広島のお好み焼きを食べた後、被爆体験をされた河野キヨ美さんのお話を聞きました。河野さんは「女学校２年生の１４歳の時、爆心地から３５ｋｍ離れた自宅で広島への原爆投下を知り、翌日２人の姉を探しに市内に入った。」その時の広島の悲惨な光景が片時も脳裏から離れない。そんな体験をお話しいただきました。生徒たちは物音ひとつ立てず、真剣に耳を傾けていました。
　

淀川中学校3年生は全員無事に予定時刻の午後7時20分に帰校しました。体育館で解散式を行い、午後7時30分頃に解散下校しました。3年生のみなさん、修学旅行3日間お疲れ様でした。たくさんの保護者のみなさんにお出迎えに来ていただきました。本当にありがとうございました。