土曜授業・「平和の集い」と「全校プール」
7月1日、土曜授業を実施しました。
この日は、「平和の集い」と「全校プール」を行いました。 「平和の集い」では、長橋地域で酒屋さんを営んでいらっしゃる、森屋敷ミヨコさんをお招きして、お話を伺いました。 森屋敷さんは、小学1年生のときに、爆心地から4キロメートルの小学校で原爆を体験されました。 その日は、発育測定で、みんなで保健室にいました。いい天気で、お日様がとってもきれいでした。「今日は、おひさんがきれいよ」と誰かが言ったので、みんな窓から外を眺めていました。本当にきれいでした。 その瞬間… ものすごい閃光と風が襲いました。そして窓ガラスがわれ、みんなの体にささりました。1年生全員が、痛さと怖さで泣きました。 傷の手当をした後、午後は、みんな固まって家に帰りました。雨が降っていました。家に帰ったら白い服が「黒い雨」で真っ黒になっていました。広島市内から風にのって焼けた物がたくさん飛んできました。 お寺には、広島からたくさんの人が運ばれてきました。みんな皮膚が垂れ下がっていて、「痛い」「熱い」と言いながら亡くなっていきました。 池の鯉や川の魚はみんな黒い雨のために死んでいました。 72年たって、みんなの努力で広島の町は立派になりました。毎年8月6日には、小学校2校の代表者が、「平和宣言」を読み上げます。 これからも、平和な日本であってほしいと思います。 (お話の一部を抜粋) 2コマめは、全校でプールに入り、ニコニコ班で楽しくゲームをしました。お家の方もたくさん見に来てくださいました。 |