２学期　始業式　校長講話
　３５日の夏休み。皆さんの元気な顔に会えて嬉しいです。
元気にすごしたこと、時間を守って登校したことは、ここに集まった皆さんは、２つのめあてをきちんと達成できました。
　児童の皆さんは、たくさんの思い出を作ったことと思います。私の心に残ったこととして高校野球があります。大阪桐蔭高校を応援しましたが、惜しくも負けました。それも９回２アウトから逆転されました。相手の仙台育英高校は、最後まであきらめなかったのもすごいです。このことですごく感心したことがあります。翌日の新聞記事で、大阪桐蔭高校のキャプテンは、ショートゴロになって、勝ったと思った自分の心の隙が敗因を作ったと振り返り、エラーをした選手を誰も責めませんでした。しかもこの選手は、来年のキャプテンに選ばれたことが書かれていたことです。
　ほとんどの人が、「あのエラーが無かったら勝てたのに。」と言うところでしょう。
　さて、２学期が始まりました。２学期は、運動会、遠足、社会見学に、６年生は、修学旅行があります。全校たてわり班活動での「大隅東フェスティバル」もあります。
１学期は、はじめて教わることが多く、様々なきまりを覚えるなど、教えられることが多い受け身になりがちな時期ですが、２学期は、学級の友だちみんなと考える、取り組む、積み上げる、友だちも一緒に伸びる、成長する、楽しむ、めざす、チャレンジするという大切な時期です。　ですから、小学校は、自分だけでなく、学級の皆が一緒にいることで、互いに応援し合い、助け合って伸び合うところです。一緒に活動することが、自分を成長させ伸ばしてくれていることを、意識しましょう。
　２学期は、４か月あります。この４か月には、いろいろな行事があります。皆さん一人一人が大きく成長する２学期です。教室では静かに落ち着いて取り組んで、運動場では元気に遊び、みんなと協力し合ってよりよい学級を作ることを目標にがんばりましょう。