今週の講話今週も月曜日は、飯田副校長先生による講話が行われました。 「良いことをするのに恥ずかしがる必要はない」の言葉とともに、「良いこと」は「胸を張る」ことだとお話しされました。顔を下げるのでなく胸を張って、自信を持って生活してほしいとのことでした。 秋の訪れとともに、今年度ももう半分過ぎたのだと考えさせられます。4月からの半年がどうだったかを考えると同時に、残りの半年のことも考えながら過ごしたいです。 中学部 1, 2年生合同レクリエーション担任の先生を含めて3チームをつくり、交代で試合を行いました。 どの試合も、みんな元気いっぱいにコート内を駆け回り、対戦相手に勝つためにチーム一丸となって全力でプレイしていました。 試合の結果に本気で喜んだり悔しがったりと、とても良い雰囲気でレクリエーションを行うことができました。 夏休みの間にも新入生が入り、4月に比べると人数も増えたため、より団結できるクラスになってくれればと思います。 教員研修 〜浪速少年院に行ってきました〜<浪速少年院とは> ・大正12年 日本で最初の少年院として設立 ・第一種少年院 ・社会生活に適応するための能力の向上を図る ・溶接や電気工事、木工やクリーニングに関わる資格の取得を目指す 浪速少年院の職員の方に概要説明をしていただき、その後施設見学、質疑応答の時間を通してたくさん学ばせて頂きました。法務教官の立場から、子どもに対する熱い思いを聞かせて頂き、感動しました。 これからも様々な関係機関の施設見学をさせて頂いたり、協力や連携をしたりすることで、子どもの自立に必要な力の育成に努めたいです。 メンタルヘルス研修今回の研修は、「お互いの気持ちを大切にする話の聞き方・話し方」をテーマとして行っていただきました。 「自分の伝えたいことが、伝わらない」などのコミュニケーションの課題が生じるのは、コミュニケーションギャップが生じていることが原因であり、これを改善することが必要とのことでした。 コミュニケーションギャップとは、例えば「3 cm」という一つの事実でも、人によってそれぞれ誤差が生じてしまいます。この誤差がお互いに異なるために生じてしまう認識の差のことです。 コミュニケーションギャップを小さくするために、「積極的傾聴」、「アサーション」、「フィードバック」などのカウンセリング理論や技法について教えていただきました。 今回の研修で得たことを活かして、より子どもたちに寄り添った指導をしていきたいと思います。 小学部 〜修学旅行へむけて平和学習〜総合的な学習の時間では、ICT機器のタブレット端末を使い ・原子爆弾(リトルボーイ)のしくみ・被害 ・原爆ドーム ・原爆死没者慰霊碑 ・原爆の子の像 ・韓国人慰霊碑 これらについて調べました。事前に調べることで、より学びを深めることができると思います。 道徳の時間では、「身近な平和」について自分の考えを深めたり、交流したりしました。 <子どもたちが考える「平和」とは> ・みんなが仲良くしているようす ・電車の席の譲り合い ・木がたくさんある ・学校に行く ・笑顔 ・笑い声 ・楽しい ・ハト ・鳥の鳴き声 ・自由 ・黄色 ・水色 <子どもたちの「身近にある争い」とは> ・けんか ・暴言 ・暴力 ・悪口 ・いじわる ・意地の張り合い ・うらやましがる ・態度が悪い <身近な争いを解決するために自分にできること> ・気持ちを人に伝える ・おちょくらない ・冗談を言わない ・自慢しない ・人のことを考える このような意見が出ました。「平和学習=戦争についての学習」だけでなく、子どもたちの「身近な平和」について深く考え、生活を振り返ることができました。そうすることで、平和の大切さや有難さ、また「争い」というものが実は身近にあるということを知り、自分たちには何ができるのかを考えることができました。 修学旅行では、楽しく実りある学習となるように、子どもと一緒に楽しんできます(^^)/~~~ |