今年度最後の兵藤先生の授業がありました。三つのグループに分けて、お話をして頂きました。
「自立する事とは?」という質問を投げかけられました。
兵藤先生の定時制高校の生徒にとっても大切なことです。高校生にも、「時間を守る事、人の話を聞く事ができないと、働いて自分で、食べていけないよ。」と話すそうです。入学式には、親に「将来のためにも、お金をためてあげて欲しい。」と言われたそうです。
「親に認めてもらい、対等に話をできる関係を持てれば、少しは、前に進めると思う。そのために、教師としてコーディネートしている。」というお話は、子供たちにとても響いたようです。最後に、目をつぶったまま、箸を2人で回すレッスンで終わりました。
感想
「何回か兵藤先生の授業を受けたけれど、いつわりの自分になった事は、一回もなかったです。人との関係づくりは苦手で、どう接したらいいのかよくわからなかったけど、これからは、嘘の自分をなくして誰にでも仲良くできるようにしたいです。」と書いてくれました。
素の自分を出して人と良好な関係を作っていくというのは、大人になっても難しい時があります。兵藤先生の授業や、日々の授業の中で、少しでも子ども達に、その力がつく手助けになれたらと感じました。