元五輪競泳代表千葉すずさん 深江小学校で特別授業○記事(要旨) 5・6年生を対象に6日に実施。 前半の講演では、千葉さんがぜんそくの克服を目的に水泳を始めたことや、中学生の時に親元を離れて大阪で水泳漬けの生活を送っていたこと。 毎朝4時に起きて朝練、授業の後も4〜5時間は練習した。何度も辞めたいと思ったが、「オリンピックに出たい」という夢があったから続けられた。 また、夢は「じっとしていたら見つからない。自分で動いて周りを見渡してみると、可能性がある。」とエールを送った。 後半は児童と一緒にプールに入り、泳ぎの基本を教えた。「周りとの競争ではなく、あせらずに」「手のかきは体の近くで」など、実践的な教えに児童も真剣な表情で取り組んでいた。 ※ 夢は待っていてもやってこない。自分の方から毎日少しずつ、一歩一歩夢に近づいて行こう!(学校長) 東成郵便局より「かもめーる」の寄贈がありました。手紙やはがきを書くという体験を通じて、児童に書く喜びや伝え合う喜びを感じてもらうとともに、手紙やはがきという日本の文化・風習に慣れ親しんでもらえることを目的とした今回の寄贈です。 早速、5年生が林間学習(7/27〜7/29)でお家へハガキを出すのに活用をさせていただきます。「ありがとうございました。」 1年生の学習の様子2組は図工の授業です。切り絵を作っています。どうでしょうか?皆さん上手ですね。 「花は咲く」現在もこのヒマワリの花のように震災にも負けずに頑張っている東日本の方々を心から応援したいと思います。 7月10日(月)全校朝礼「オオカミ王ロボ」
校長講話(要旨)
おはようございます。 今日はあいさつについてお話をします。 先週は日本を代表する競泳選手の千葉すずさんが本校を訪れて、お話と水泳指導をおこなっていただきました。 また、先日は日本を代表する音楽家の辻先生にもお話と指導をいただきました。 先生方をご案内して校内を歩いていると、出会った深江小学校の皆さんが「こんにちわ」、「さようなら」とご挨拶をしてくれるので、お二人から気持ちの良い学校ですねとおほめをいただきました。校長先生もほんとうにうれしくなりました。 このようにあいさつを通じて心は通うものです。毎日、登校している際の見守り隊のみなさまへの「おはようございます。」のあいさつなど、心を込めて言うことで「ありがとうございます。」の気持ちも伝わるものです。これは習慣と言って毎日行うことで良い結果が得られますので続けてください。 それから、もう一つみなさんに紹介したいことがあります。それは「シートン動物記」という本です。中でも校長先生が小学生のころよく読んだのが「オオカミ王ロボ」のお話です。残念なことに本校の図書館にはこの本がありませんので、今日は持ってきました。 犬のルーツはオオカミですが、犬とオオカミが分化したのは今から1万5千年前だということが、科学雑誌「サイエンス」のDNA調査で分かりました。 では、ジャーマンシェパードやシベリアンハスキーなどの犬は見かけではオオカミに近いことがわかりますが、もっとオオカミに近い犬がいます。それは皆さんの周りにいる柴犬などの日本犬です。これもDNA検査で分かったことです。 しかし、犬はもうオオカミではありません。そして、人間と共存することで絶滅の危機を乗り越えることができました。 反対にオオカミは自然破壊や、家畜を襲う害獣として殺されたり、毛皮をとることなどの人間が起こしたことで絶滅の危機を迎えています。「オオカミ王ロボ」の話は、オオカミの生息地に牧場を設けた人間との争いを描いています。どんな優秀なハンターを雇ってもロボと仲間たちはつかまりませんでした。そうして、牧場主は動物学者のシートンに捕獲を頼んだのですが、なかなかつかまらず、人間とオオカミの知恵比べの結果、ようやくロボを捕まえることができました。 ロボがきっかけで、シートンは動物が人間と同じように素晴らしい生き物であることを悟り、北米大陸に「動物保護区」をつくることに貢献します。 みなさんにも、人間と共に生きる花や木、動物などの生き物を大切にしてこの地球環境を守ることの大切さを考えてほしいと思います。 |