敬老の集いで演奏しました?
台風18号の影響で、北津守の敬老の集いが本日の開催となりました。お祝いの演奏を行いました。
土曜授業でした! 運動会に向けた学習を公開!
9月16日、あいにくの雨模様のお天気でしたが、土曜授業で運動会に向けた学習を公開しました。
高学年は、「よさこいソーラン」の練習と、「騎馬戦」の練習を見ていただきました。高学年らしい迫力のある動きが見られました。 低学年は、「玉入れ」と、「リレー」のバトンパスの練習を見ていただきました。みんなで協力してリレーの順番を決め、練習することができました。 中学年は、エイサーの練習を見ていただきました。前回の練習の動画を見て修正点を確認してから取組んだので、動きも声の出し方もずいぶん上達しました。 本番は10月1日(雨天の場合は3日)です。お楽しみに! 9月17日は「敬老の集い」です。
9月17日は、北津守地域の「敬老の集い」が開催されます。
本校の子ども達12名が、お祝いの合奏をします。 15日のお昼休みには、他の子ども達にも見てもらいました。 さあ、本番です。(台風さん、来ないでね。) 今年も運動会で、みんないっしょに「河内音頭」
9月14日(木)の児童集会の時間を使って、運動会でみんなで踊る「河内音頭」を太田さんの指導のもとで練習しました。1年生には少しむずかしいようでしたが、2年生以上は、何度かやっていくうちに思い出していきました。
6年音楽科鑑賞領域(ESDの視点を用いて)実践授業 「ハンガリー舞曲 第5番」
ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。つまり、ESDとは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。 ESDの実施には、特に次の二つの観点が必要です。 ○ 人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性を育むこと ○ 他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」、「つながり」を尊重できる個人を育むこと そのため、環境、平和や人権等のESDの対象となる様々な課題への取組をベースにしつつ、環境、経済、社会、文化の各側面から学際的かつ総合的に取り組むことが重要です。 実際、日本各地の学校で、ESDの授業研究が行われていますが、その多くは、環境、貧困、人権、平和、開発、多文化共生といった問題を取り上げて行われています。 しかし、ESDは、決して特別な学習ではなく、あらゆる教科・道徳等の指導に視点として入れるべきものであると本校では考えました。 そこで、昨年度よりご指導いただいている奈良教育大学 教職大学院の宮下俊也先生に今年度もご指導いただきながら、音楽科の鑑賞領域で、ESDの実践授業に取組むことにしました。 次に、ESDではつぎのことをめざします。 1 まず目標ですが次のとおりです。 ○ 全ての人が質の高い教育の恩恵を享受すること ○ 持続可能な開発のために求められる原則、価値観及び行動が、あらゆる教育や学びの場に取り込まれること ○ 環境、経済、社会の面において持続可能な将来が実現できるような価値観と行動の変 革をもたらすこと 2 次にESDで育みたい力は次のとおりです。 ○ 持続可能な開発に関する価値観 (人間の尊重、多様性の尊重、非排他性、機会均等、環境の尊重等) ○ 体系的な思考力(問題や現象の背景の理解、多面的かつ総合的なものの見方) ○ 代替案の思考力(批判力) ○ データや情報の分析能力 ○ コミュニケーション能力 ○ リーダーシップの向上 3 さらに、ESDの学習活動においては、次のような「学び方」「教え方」を重視します。 ○ 「関心の喚起 → 理解の深化 → 参加する態度や問題解決能力の育成」を通じて「具体的な行動」を促すという一連の流れの中に位置付けること ○ 単に知識の伝達にとどまらず、体験、体感を重視して、探求や実践を重視する参加型アプローチをとること ○ 活動の場で学習者の自発的な行動を上手に引き出すこと 本校の実践授業の第1回は、田村教諭が6年生1組で、「ハンガリー舞曲 第5番」の学習に取組みました。 子ども達が、拍の違いや変化を体感することができるように、お手玉をリズムに合わせて2人で渡し合うという活動を採り入れました。その後は、図形楽譜を使って、メロディーの変化をとらえ、最後に、自分の好きな部分を曲に合わせて手の高さで表しました。 研究討議会では、宮下先生からたいへんわかりやすい示唆をいただきました。 1 まず、討議会で使う言葉を、よく吟味しなければならない。 (例)「難しい」と言う言葉がよく使われているが、「何が」難しいのか、「どんなことが」難しいのかなど、限定しなければいけない。 2 指導案に、今日の授業におけるその教科でのESDの位置づけを記載しておかなければいけない。そうでなければ、ESD=何でもアリとなってしまう。 3 方法論に終始してはいけない。まずは、全体的に曲から受ける感じを出させることが大切である。したがって、初発問は「気になったことはないかな?」「この曲の特徴は何かな?」「何か感じたことはないかな?」といったものとなり、いろいろな意見を出させることである。 次に、そこから曲の仕組みを知り、そこで仕組みを感じることができるような仕掛けをすればよい。そして最後に全体を「味わう」ことにし、曲に対して批評=曲全体について、語れるようにすることが鑑賞の授業では重要である。 「鑑賞」は技能ではなく、知識や思考に関わるものである まずは、鑑賞領域におけるESDの概念を本校の教職員に示していただいた研究会になりました。 子ども達の学力向上のために、私たちは、さらに研究を続けます。 |