本日の献立/5月31日(水)・シューマイ ・野菜炒め ・みかんゼリー ・わかめスープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 806kcal、たんぱく質 28.9g、脂質 17.2g ☆にら(韮)☆ ニラは中国西部が原産とされ、日本、インドなど東部アジアに広く分布しており、中国では古くから野菜として利用されています。日本でもまだ野菜の種類が豊富ではなかった昔から、栽培しやすく栄養のある野菜とされていたようで、「成形図説(1801〜1804年ごろ)」には「加美良(かみら)」、「古美良(こみら)」などの名前で記載があり、「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん/1697年)」には効能や食べ方、「菜譜(さいふ/1714年)」には栽培法が記されています。昭和30〜40年代には健康野菜としての消費が急増し、近年には軟化栽培した「黄ニラ」や、つぼみのついた「花ニラ」なども栽培されるようになりました。 特有の強い香りは、先週紹介したニンニクなどと同じ、アリシンなどの硫化アリルによるもので、ビタミンB1の吸収や糖分の分解を促進させます。そのほかカロテン、ビタミンB2・C、カルシウム、カリウムなどを豊富に含み、栄養価の高い緑黄色野菜です。 今日の給食ではモヤシ、ニンジンとともに野菜炒めにしています。 ※スイセンとの誤食に注意! ニラは、身近な場所に自生しており、家庭でもよく栽培されていますが、スイセンの葉とよく似ており、間違って食べることによる食中毒事故がよく起こっています。とくに毎年4〜5月に多く発生しています。スイセンにはアルカロイドやシュウ酸カルシウムなどの有毒成分が含まれていて、間違って食べることにより、下痢、嘔吐、悪心、頭痛、昏睡、低体温などの症状が現れ、死亡例もあります。今年度も4月からすでに事故が起こっており、約2週間前の5月16日にも長野県の学校で、授業中にニラと間違ってスープに入ったスイセンを食べ、14人が食中毒をおこしています。市販のニラを調理する場合は問題ありませんが、そうでない場合は、十分な注意が必要です。 英語の授業で
3年生の教室をのぞいてみると、C-NETのアレン先生の授業中でした。
教科書で学習した現在完了形を会話で使おう、という内容で 「What is the most delicious food you have eaten?」という問いに対し、 それぞれが「The most delicious food I have eaten is 〜」と答えていました。 教科書で学んだことが会話にも活きてくる、と感じた生徒も多かったのではないでしょうか。これからの学習意欲の向上につながれば、と願います。 本日の献立/5月30日(火)・ツナと野菜の炒めもの ・チンゲン菜のおひたし ・高野どうふの卵とじ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 791kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 25.9g ☆梅肉(ばいにく)☆ 梅肉というのは、梅干しの種を取り除きすりつぶしたもので、あえものや煮もの、焼き物などの料理によく使われています。 梅は中国が原産とされ、古くから栽培され、観賞用や薬用として大切にされ、15000年前には果実が塩漬けとして利用されていたという記録があるそうです。日本へも古くから花の観賞用として伝わっていたようで、梅干しとして果実が利用されたのは平安時代の中頃と考えられており、村上天皇が梅干しと昆布茶で病気を治したといわれています。戦国時代には、梅干しは保存食としてだけでなく、食中毒予防や傷の消毒にも用いられたそうです。今でもクエン酸などによる疲労回復効果や消毒効果、またアルカリ性の食品であるということなどから健康的な食品としても好まれています。 今日の給食では、「鶏肉の梅香焼き」として、焼き料理の風味づけに使っています。 第一回実力テストを受けています。〜3年生〜
本日、3年生は第一回実力テストを受けています。
進路決定時期は、あっという間に訪れます。 頑張っていきましょう。 本日の献立/5月29日(月)献立名 ・カレーうどん 炒めうどん、カレーだし ・ちくわとじゃがいもの煮もの ・小松菜のおひたし ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 860kcal、たんぱく質 26.2g、脂質 21.2g ☆ちくわ(竹輪)☆ チクワは竹や木、金属などの棒や管に、魚のすり身を巻き付け、あぶり焼きにしたものです。チクワの起源は弥生時代から平安時代にかけてとされ、はっきりしていませんが、神功皇后(じんぐうこうごう)とされる人物が三韓渡航(さんかんとこう)の途中、九州生田の杜(もり)で、魚肉を鉾(ほこ)に塗って食べたという伝説があるそうです。そして、焼いた様子が蒲(がま)の穂に似ていることからこれを「蒲鉾(かまぼこ)」と呼ぶようになったそうです。しかし、室町時代あたりから板にすり身をつけたものが作られはじめ、これと区別するために、棒を抜いた形が竹に似ていることから「竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)」となり、板付きのものはそのままカマボコと呼ばれました。そして、いつのまにか本来のカマボコからその名が省略され、単に「竹輪(ちくわ)」と呼ぶようになりました。 現在のカマボコに比べ強く加熱するため、コシの弱い魚でも原料となり、スケトウダラ、サメ、カレイ、ホッケ、エソ、グチなどがよく使われています。また、全国各地で名産品としても作られ、豊橋ちくわ(愛知)、野焼き(島根)、豆腐ちくわ(鳥取)、豆ちくわ(岡山)、竹つきちくわ(徳島)などがあります。一般に中央部に焼き色が付き、両端が白いものをよく見かけますが、これは、1873年(天保8)に愛知県でつくられた「豊橋ちくわ」を原型として広まったようです。 今日の給食では、煮ものの材料として使っています。また、今日のカレーうどんは、うどんとだしを別々で提供しています。具とともに炒めたうどんをおかず容器に入れており、これをカレーだしに加えながら食べるようにしています。 |
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