5年生が4時間目に、本番に向けてのリハーサルを行っていました。ワークショップで教わった時からだいぶ期間が過ぎていたので、口上を述べるグループは声が小さく、自信がなさそうな雰囲気でした。しかし、さすがは大宮小学校の5年生。できたことを思い出すととともに、給食を食べた後、もう一度練習したそうです。このような努力が実って、無事役割を果たすことができました。

人形浄瑠璃はふだんなかなか接点がないですが、こういう芸術もあるんだ、と体験したことが記憶に残ってもらえればと思います。

今日の演目は、「生写 朝顔 大井川の段」「えびす舞」「本朝 廿四考 奥庭狐火の段」でした。5年生が練習していたのは、「えびす舞」で、人形の扱いもなかなか上手です。また、事前に聞いていたみんなの願いごとも取り入れて、演じてくださいました。早変わりなどもあり、低学年の児童は、「お話の内容はよくわからなかったけれど、人形が生きているみたい。」「早変わりにびっくりした。」などの感想を述べていました。

人形の使い方を教えていただいた後、6年生の児童が体験しました。簡単そうに見えて、3人で一体の人形を動かすのはなかなか難しいことがよくわかりました。

午後から淡路人形座による人形浄瑠璃を全校で鑑賞しました。これは、文化庁主催の「文化芸術による子どもの育成事業」の一つで、本年度本校は応募し、あたったものです。今日の公演に先立ち、5年生が6月にワークショップを行い、淡路芸術座のみなさんと一緒に一部を演じさせてもらうことができました。

田辺大根の種をもらいました。たくさん芽が出ています。もう少ししたら、学習園に植え替えをします。楽しみですね。