大阪880万人訓練本校でも、屋外放送に合わせて、児童生徒の避難行動の練習を行いました。合わせて、非常時についてのお話もしました。 写真は今回新しく設置された屋外スピーカーと1年、3年が机の下に入る訓練行動の様子です。 9月4日の中学校全校朝礼おはようございます。8月中ととても暑かった夏ですが、この二三日は秋を感じさせる涼しさも出てきましたね。 秋というと、芸術の秋、文化の秋、読書の秋、スポーツの秋、勉強の秋。月末にはどんぐり祭もあります。がんばってくださいね。 さて、このポスターをご存じですか。美術室の前にも掲示されていますね。今、大阪でこのバベルの展覧会が開催されています。もう既に見た人はいますか? 私も夏休みの平日に朝一番で行ってきました。普段なら混雑してなかなかゆっくり見られないのに、朝一番だったのでしばらくの間じっくり見ることができました。本物は小さいので、大きく引き延ばしたものもすぐ近くに展示されていて、これはレプリカなので大丈夫かなと思って気持ちがゆるんですごく前のめりに見ていたら、ガードマンさんに注意されました。 さて、このピーター・ブリューゲルという画家は、他におどろおどろしいキャラクターの絵を描きます。この展覧会でもそんな絵がいくつかあります。美術館ではその一つの足のある魚、「タラオ」の大きなマスコットもミュージアムショップに展示されていました。 このおどろおどろしいキャラについては、ブリューゲルの師匠筋のヒエロニムス・ボスが有名で、私はその昔、SF作家の荒巻義雄の「神聖代」という小説で知り、ボスの描いた「快楽の園」などに興味を持って、調べたりしました。とはいうものの、ボスもブリューゲルも作品が日本にやってくることは少ないので、今回のバベルはとても待ち遠しかったですね。皆さんは中学生なので、なんと無料で入れます。是非一度見に行ってください。その前に、バベルの塔の話やブリューゲル、ブリューゲルの作品について予習しておくことをお勧めします。より一層楽しめます。 ついでに、映画「メッセージ」をご覧になった人はいますか? 私は見ていないのですが、この映画の原作「あなたの人生の物語」は短編集で、その第一話が「バベル」なのです。旧約聖書の話とはまた違った趣のバベルを味わえます。 さらについでに、本を2冊紹介します。 一つは、「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」。入試倍率は東大の3倍、卒業後は行方不明者多数と言われる東京藝術大学の学生さんたちのお話です。なかなかすごいです。親が言うからいやいや東大に入ったものの、どうしても芸術をしたいと言うことで東京藝大に入学したというすごい猛者の話もあります。学生よりも大学の先生の方が実はもっとすごい。ちなみに、小学校の校歌を作曲してくださった三ッ石先生も藝大の作曲科を卒業されています。 もう一つはコミック、「へんなものみっけ!」です。美術館ではなく、博物館の裏側のお話。なかなか面白いですよ。僕は大学4年生の時、友だちと「博物館学」を勉強しようねと言っていたのに、4月に申込みを忘れて、とれなかったんですよ。悔しくて。大阪で博物館学が勉強できる大学はあまりないんですよ。博物館の裏側を見ることができたのにと思うと、今でも残念。その博物館の裏側がこの漫画に出ています。面白いですよ。二つとも校長室の前に置いておきます。読んでみて。 最後にもう一つ。 明日5日11時、大阪880万人訓練が実施されます。去年と違って、校舎の上にスピーカーがついたので、大きな音が鳴ります。情報をよく聞いて、机の下に潜って、まずは頭を守りましょう。 それでは素敵な秋を、過ごしてください。 ※ちなみに、今日のネクタイは芸術の話に合わせて、だまし絵などで有名なエッシャーの図柄のものを締めてきました。(下の写真)時間に余裕がなかったので、お話はオミットしました。 9月1日の給食・親子丼(卵除去食対応) ・冬瓜のすまし汁 ・金時豆の煮物 ・牛乳 親子丼には鶏肉、玉ねぎ、にんじんをたっぷりと加え具だくさんに仕上げています。 一年生の教室では、親子丼だけでなく、冬瓜のすまし汁も大好評でした。具材には冬瓜、オクラなどが入っています。「とろとろして美味しい」「このスープ好き!」など、うれしくなるような声がたくさん聞こえました。 図書室が変わりました中学校は次年度実施の予定です。 プログラミングしてみよう |