献立名 ・さごしのおろしじょうゆかけ
・焼きそば
・はくさいの即席漬け
・ぶどう(巨峰)
・みそ汁
・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 819kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 20.6g
☆中華めん☆
中華めんは、小麦粉を原料にした中国発祥の麺で、鹹水(かんすい)を加えることで、独特のコシや色合い、香りが生まれます。中国の鹹湖(かんこ/塩分濃度が高い湖)の水を使うとコシの強い麺ができるとわかり、製造に使用されたといわれます。また、数百年前の中国のある村で湧き出る水を使って麺をつくったところ井戸水で作ったものとは違う風合いのものができたとのことで、以来この村の人々がこの水を煮詰めたり、固形(石かん水)にしたりして各地に広めたともいわれています。日本へは横浜の開港(1859年)以降、外国の商社等が入り、中華料理店が営業開始され、ラーメンの麺として知られるようになったそうです。その後、1923年(大正12)に、横浜、東京の深川に鹹水の製造業者が営業を開始し、1945年(昭和20)ごろから国内生産の炭酸アルカリが鹹水として主に使われるようになったそうです。今では中華めんの製造は、日本国内の麺類の製造のうちの3分の1にも達しているとのことです。
「焼きそば」については、昭和10年代に浅草で、ソース焼きそばのメニューがあったとされ、「浅草焼きそば」とも言われていたそうです。1955年(昭和30)ごろになると駄菓子屋などでも提供されるようになり、子どものおやつとして評判になり、次第に家庭にも広がったようです。大阪では、定食としても存在するように、焼きそばをおかずにして、ご飯やみそ汁を食べますが、他府県の人から見ると、不思議に思う人も多いみたいです。