避難を終了して園児・生徒は、グランドに降り整列しました。

校長先生より、釜石の奇跡「津波てんでんこ」の話がありました。自分の身に迫る危険から逃れること、自分は自分で守ることと話されました。
野里幼稚園の園児の皆さんは、規律正しく静かな行動で素晴らしいものがありました。

３年生は園児の後ろを上り３階・４階に避難しました。１年生は３階の講堂へ、２年生は４・６号館の３階廊下へ避難しました。

津波も収まり避難が終了し、グランドで整列です。野里幼稚園の園児たちは、３年各クラスの女子学級委員長に、手をつないでの誘導で降りてきました。

グランドに集合し静かに待っていました。
しばらくして「津波警報が発令されました」とアナウンス。
「いまから３階以上に避難します」の指示。

野里幼稚園からも園児が駆けつけました。（野里幼稚園の建物は２階建てのため、津波警報が発令され歌島中学校に避難に来ました。）
プールサイドの通用門から、入校し整列して階段を上り３階のピロティーで避難しました。

１１月６日（月）の午後、地震および津波に対する避難訓練を行いました。
地震や津波の恐ろしさを知り、自分たちの命を守るための避難訓練です。
地震発生の合図の非常ベルとともに、机の下に潜り、出入り口を開け、避難口の確保をします。

上の写真は、地震発生合図の非常ベルとともに、生徒達が机の下に潜りました。大きな体の生徒も上手に入って、安全確保をはかりました。３年５組の教室での撮影でした。

揺れがおさまったとの指示に従い、グランドへの避難開始です。真ん中の写真は、３年生が教室から出てきて、グランドを小走りに集合場所に向かっています。

下の写真は、点呼ができたクラスから、整列して静かに座っていく場面です。

１１月６日の全校集会では、校長先生からファミリーコンサート・オータムコンサートと吹奏楽部の演奏を称えられました。

体育大会・文化発表会と大きな行事が終わり、部活動も引退となりました。これからは学習に一生懸命力を注いでください。１・２年生も同様に学習に励んでくださいと話されました。

生徒指導の古澤先生からは、今日の自主的集合・整列をほめていただきました。
お話は、中学生の時期は将来の人生の礎となる、大きな選択肢・決断をする時期です。人生は投げた物しか返ってきません。今どんな勉強をスポーツを投げるのか今一度考えて行動してくださいとありました。