なわとび大会で優秀な成績を納めた児童の表彰がおこなわれ、学校長より賞状が贈られました。「よく頑張りました。おめでとう！」

校長講話（要旨）　
　
　おはようございます。
　たいへん寒くなってきました。
　寒い朝にポケットに手を入れて登校している児童を見かけることがありますが、これは大変危険です。車や人にぶつかりそうになった時や、転びそうになった時にとっさに手を出すことができません。顔や頭から転んで痛い目をすることになります。寒い時は手袋をするようにしましょう。このように学校のきまりには理由があります。しっかりと守りましょう。
　
　さて、話は変わりますが、もうすぐクリスマスですね。クリスマスは何の日かわかりますか？そうですイエスキリストの誕生日です。じゃあ、どうして皆さんが楽しみにしているクリスマスプレゼントは靴下の中に入れるのでしょうか？
　実は４世紀ごろのお話といいますから、今から１７００年ぐらい前のお話になりますが、とても貧しいお家があって、その家の娘さんが身売りをされることになったそうです。その様子を見ていた教会の司教のニコラウスが、夜中、その家の人に気付かれないように、金貨を投げ込んだところ、暖炉に干してあった靴下の中に金貨が入ったからだそうです。とても楽しいお話ではありませんね。
　司教の敬称をｓｔ.（セント）といいますが、その司教がセント.二クラウス⇒サンタクロースとなったそうです。
　皆さんはクリスマスプレゼントを楽しみにしていると思いますが、このようにどうしてそうなったのか、「なんで？」と、すべてのことに疑問を持つようにしてください。そうして、他の国の文化についても理解を深めるようにしましょう。

（写真：校長室前のアートフラワーが「クリスマスリース」になりました。とてもきれいですね。）

　体育でゴール型のボール競技に取り組んでいる２年生たちです。寒さに負けずに頑張っています。

　大阪市教育委員会の歯科衛生士の先生から２年生が歯みがき指導を受けました。いつもちゃんとみがけているようで、みがけていないことがわかりました。今日から教えていただいた正しい歯みがきを行うようにしましょう。（ポイントは歯ブラシの持ち方です。）
《２年児童の感想より（抜粋）》
・歯をみがくだけで、歯がきれいになれてとてもうれしかったです。これからも歯みがきをして、ピカピカにしてみたいです。
・ただみがいていても、「にう」がとれないけれど、歯ブラシのもち方をかえたらとれるよ。これからはむし歯にならないようにみがきたいです。
・今日は第１きゅうしを歯こうからまもることをおしえてもらいました。これからも少しずつ少しずつみがいていきたいなとおもいました。
・第１きゅうしをしっかりみがけばむし歯になりにくいことがわかりました。これからもみがいてきれいな歯になるようにがんばりたいと思います。
〜素晴らしい感想です。これからもていねいにみがこうね。〜

　先日、６年生が美術鑑賞で訪れた大阪市立美術館ですが、日本で３番目の美術館として昭和１１年に建設されました。落成祈念には第１回帝国美術展（後の日展）が開催されました。建設計画が立てられたのは大正９年で第六代池上大阪市長の時代です。池上市長は大阪市の近代化に向けて、地下鉄や道路、教育、公園、港湾、病院、水道などの今日の大阪市の都市基盤を関一助役（後の第七代大阪市長）とともに造られました。
　現在の市立美術館は、国宝・重文を含む約１万３千点を収蔵しており、展覧会や美術振興に寄与しています。用地は住友家より、美術館建設のための用地として寄付されました。
　その池上市長の功績を讃えて、天王寺公園内には池上市長の銅像が立てらています。意外と大阪市民に知られていないのですが、深江小学校の児童は美術館見学に際してその説明を受けました。（学校長）