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全校朝会 校長講話「友だちの新しい『よさ』を発見できる人に」

 「暗い部屋の中の象」の話をします。
 6人の人に暗い部屋の中に入れた象を触らせました。真っ暗なので、そこにいるのが、象だとは分かりません。
まず、足にさわった人は、これは木のようなものだと言いました。
次に、しっぽにさわった人は、これはロープのようなものだと言いました。
3人目は、鼻にさわりました。これは、へびのようなものだと言いました。
4人目は、脇腹にさわりました。すると、これは壁のようなものだと言いました。
5人目は、耳にさわりました。これは、葉っぱのようなものだと言いました。
最後に6人目は、牙にさわりました。これは、やりのようなものでと言いました。

 この話は、私たちは、物事をある一面しか見ていないのに、すべて知っているかのように言う人間の欠点を戒める話です。
 例えば、友だちのАさんが、いつも勝手なことを言っているとします。Аさんのその一面だけをとらえて、その子のことをすべて知っているかのように決めつけて見ていませんか。また、少し勝手なことを言うかもしれません。でも、勝手なだけが、Аさんなのかということです。

 これからみなさんは、色々な人と出会います。みなさんの持っている「よさ」や才能を伸ばしてくれる人もいるし、逆にみなさんの「よさ」をだめにしてしまう人にも出会います。どんな人が自分の「よさ」を伸ばしてくれる人なのか、これを考えるとき、6人の象の話を思い出し、「ちょっと待てよ。人のことをそんな簡単に決めつけていいのか。もっと見方を変える方が良いのではないか」と思える人間に成長していってほしいと思います。

 昔から、「木を見て森を見ず」という言葉があります。細かい所ばかり見て、全体を見ることも忘れてはいけません。人間なのですから、よいところもあれば、悪いところもあります。完全に悪い人もいないし、完全に良い人もいません。お互いの欠点を指摘し合うのではなく、よいところを認め合って、学級をいつも楽しいところにしていってください。

 ということで、先日実施した作品展で言えば、А君は絵が上手、工作はBさんがうまい。というような決まった見方をするのではなく、少し角度を変えてじっくりその作品を見てみると、「今回はC君、細かいところまでていねいに仕上げて、中々がんばってるな。」「Dさん、いつもより色の使い方がうまいな。」など、その人の持つ新しい「よさ」に気づいた人がたくさんいたのではないかと思います。
 これまで、少し見えにくかったその人の新しい「よさ」や「持ち味」を制作過程の努力も含めて、担任の先生と相談しながら、私が選んだ作品を、今、ギャラリー賞として学年の掲示板に貼っています。担任の先生は、もちろんのこと、私も、日頃から一人一人のどんな小さな努力であっても見逃さないようにしたいと思っています。小さながんばりの積み重ねが、大きなことをやりとげることにつながると信じているからです。
 今回は、作品展に出品した絵(1年〜5年)と6年生は私が指導した習字を掲示しています。友だちの頑張りを今一度しっかりと見ておいてほしいと思います。これらの作品には、ギャラリー賞を校長室で渡したいと思っています。


11月25日〈土〉PTA 五校園「人権・成人教育合同講演会」が開催されます。

九条東小学校におきまして、本日、13時30分〜PTA 五校園「人権・成人教育合同講演会」が開催されます。

講師に柳谷 和美先生 (おやこひろば桜梅桃李代表・心理カウンセラー)をお迎えし、『〜目からウロコの子育て術?〜親子のコミュニケーションこれでいいの?』という演題でご講演いただきます。

子育てについてたくさんのヒントがいただけると聞いております。
皆様、お誘い合わせの上、ご参加いただきますようよろしくお願いします。


11月22日(水) よもよもお話会 1年生

図書ボランティアのよもよもさんによるお話会が、1年生でありました。

1年生にとっては、初めてのよもよもお話会となりましたが、最後まで静かに読み聞かせを聞いていました。

今回は「おおそうじセブン」と「そらまめくんのベッド」の2冊の絵本を読んでいただきました。どちらの本も楽しい内容で、子ども達は真剣に聞き入りながら、時折、笑顔がこぼれていました。

よもよもの皆様、いつもありがとうございます。子ども達は、3学期も楽しみに待っていますので、これからもよろしくお願いします。
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図書委員会による朝の読み聞かせ〜高学年〜

 こちらは高学年の様子です。5年生の教室でも図書委員の児童が伝えたい気持ちいっぱいで真剣に読んでいました。同じクラスの友だちの読み聞かせに皆嬉しそうでした。6年生は図書室に集まっていました。図書委員の児童はなぞなぞの絵本を読み、聞いている児童は答えを言いたくてたくさん手を挙げていました。限られた時間なのでなぞなぞの絵本は長くなると考えたのか「この続きはあとで読みますのでお話の絵本と交代します。」と言い、4年生の図書委員と交代。6年生もお話の内容に笑ったり声を上げたりとあたたかい眼差しが送られていました。
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図書委員会による朝の読み聞かせ〜中学年〜

 続いて中学年の教室を覗いて見ました。
こちらでも聞く中学年の児童がシーンと静まり、図書委員の児童のお話に集中しています。ページをめくり方に工夫が見え、練習してきたことが感じられました。
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