3学期始業式 校長講話「3学期は短い。時間を大切に使おう」
今日のみなさん一人一人の顔を見ていると、2学期の終業式とは違っているところがあります。何が違っているか。それは、みなさんの目です。目の輝きが違います。
夢と希望を持って新年を迎えたということが、みなさんの目から読み取れます。みなさん一人一人が、「今年は、こんな1年にしたいな。こんな1年にするぞ。」と言う意気込みを感じます。 さて、年末から年始の小学生新聞を見ていると、朝日も毎日も興味深い記事がいっぱいありました。 ・АIで生活はどう変わる。 ・期待にわく ゆかりの地 大河ドラマで西郷どん(せごどん) ・2018 みんなの目標大公開 など 挙げていけばきりがないくらい 興味深い記事満載です。図書室前のテーブルの上に置いてありますから、興味のある記事から順番に読んでみてくたざい。 寒い冬と暖かい春を迎える3学期です。校庭の学習園やプランターを見ても、今は花も緑もなく、土しか見えません。その土の中には、チューリップなどの球根が植えられています。どんな寒い冬であっても、土の中で温かい春を待ち、美しい花を咲かせるために、エネルギーを蓄える努力をしているのです。 春は芽にのび 花に咲き 夏は葉にのび 枝にのび 秋は大きな実を結ぶ 何も伸びない 冬の日は 下へ下へと根にのびる 私が好きなのは最後の冬の部分です。今の時季を「何も伸びない 冬の日は 下へ下へと根にのびる」で表現しています。エネルギーを蓄えるために努力することの大切さ、準備することの大切さや時間を大切に使うことを詩っています。 昨年105歳で亡くなられた医師の日野原先生は、時間の使い方について次のように言っておられます。 「人間は命の時間を『何年生きたか』、『何歳まで生きたか』で決めようとする。しかし、本当は『一日をどう使うか』」充実した時間をどう過ごすか、無為に過ごすかで命の時間は変わる」 日野原先生は、90歳を過ぎて、「『いのち』とは、自分の意思で活用できる『時間』なのだと認識するようになりました」と言っておられます。私は、この言葉を東京の大学での講演会で直接聞いて、それ以後、時間の使い方について、深く考えるようになりました。 この3学期は本当に短いです。あっという間に過ぎていくでしょう。今言ったようにとにかく一日一日の時間を大切に使うようにしましょう。4月から6年生はいよいよ中学生。1〜5年生は、一つずつ進級します。そのスタートを気持ちよく切るためには、この仕上げの3学期の一日一日をどれだけ充実させることができるかにかかっています。 そして、心と体、頭脳を鍛え上げ、次の学年でパワーアップするための準備期間にしてください。後になって、もうちょっと頑張っておいたらよかったということのないように、学習面、運動面ではっきりとした目標を持って努力を重ねていってください。 いよいよ3学期がスタートします!!
いよいよ3学期がスタートします!!
元気に目覚めていますか。 学校は皆さんの元気な声が戻ってくるのを心待待ちにしています。 冬季休業日中に頑張った課題や楽しかった思い出をたくさん持って、安全に気をつけて登校してきてください。 明けましておめでとうございます。皆様にとりまして幸多き年となりますよう 心よりお祈りいたします。 さて「一年の計は元旦にあり」と昔から言われております。 1年間の計画は、年の初めの元旦にたてるべきである。物事にとりかかる時は、始めにしっかりとした計画をもって当たれという意味だそうです。 皆さんは、2018年の目標や計画を立てましたか。目標をしっかりもつと、意欲やパワーが自然と湧いてくるものです。 まだ目標や計画を立てていない皆さんは、今からでも大丈夫です。自分のよさ(個性)をさらに伸ばせる目標を考え、2018年も元気にがんばりましょう。 2018年も九条南小学校は、「地域に根差し 地域に学び 地域とともに歩む学校」「主体的に考え、判断し、行動できる子どもを育てる」を目標に、魅力ある取り組みを推進して参ります。 「私の考える万博絵画展」の表彰式が開催されました。本校児童が、全国各地から2194点の作品応募の中で、銀賞を授与されました。 漫画家の里中満智子さんが審査委員長を務められ、表彰式では、メッセージが読み上げられました。審査にあたった作家や画家の方々のご意見も含め、将来社会に対する希望や夢をを感じる作品ばかりだったとの講評でした。 松井知事のご挨拶では、2025年万博に寄せての期待や万博誘致機運を高めることを目的にこの素晴らしい作品を各所に展示していきたいとのお話がありました。受賞した全国の子どもたちには、学校に帰って、友だちにも万博のことをどんどんPRして盛り上げていってほしいとお話しされると、子どもたちは大きくうなづいていました。 3学期の始業式で学校でも表彰をします。 全国教育美術展入賞や大阪城絵画展の入賞のお知らせも届いています。一所懸命がんばったことが認められると嬉しいですね。楽しみにしていてください。 平成29年も残す所あと4日となりました。交通事故でいのちを失う人数が減少したと書かれています。車の安全性能の向上や高齢者の免許自主返納などが功を奏したとみられているようです。統計が残る中で最も死者数が少なかった1949年を下回る見込みだそうです。嬉しいことですね。 しかし、先日のテレビニュースでは、スマホと缶入り飲料を持って音楽を聴きながら自転車に乗っていた人とお年寄りが衝突し、お年寄りが死亡したことが報道されていました。 自転車は、交通ルールを守って乗るには、大変便利な乗り物です。加害者にも被害者にもならないように周囲の安全に気をつけて、マナーを守って乗りましょう。 交通事故は決してゼロになったわけではありません。交通安全教室で学んだことを生かし道路を横断する時は、信号が青でも自分の目で周囲を確認してから渡りましょう。 ボタン電池の誤飲の記事も朝日小学生新聞に載っていました。事故や怪我をすることなく、楽しい冬季休業日、お正月を過ごしてください。 |
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