3年生は今日から地域学習を始めました。

今日は第1回目、部落解放同盟大阪府連合会浅香支部の塩根仁さんに来ていただき、お話をしていただきました。

この地域が昔依羅村だった話から、大和川の付け替え、地下鉄の車庫、大阪市立大学の建設、それぞれの反対運動に地域として闘ってきたこと、またその後のこの地域のことについて話していただきました。そして、そのような地域に住むことを誇りに思ってほしいと。

また現在の差別についても話してくださり、そのような差別がなくなるように、そして、仲間を大切にこれからも歩んでいってほしいとのメッセージも話してくださいました。

3年生の眼差しから、そのメッセージを全力で受け止めた様子がうかがえました。

塩根さん、本当にありがとうございました。

地域学習はこの後も続きます。まだまだたくさんのことを知ってほしいと思います。

浅香中央公園には、あびこ車庫から最後に出発した電車のナンバープレートや車輪が残されており、この地に車庫があった証となっていました。
浅香中央公園の獅子の像や、住吉スポーツセンターの壁像などは金城実さんといつ方がデザインしてくださったそうで、浅香地区の街作りにご尽力いただいたそうです。
また、浅香会館では会館の方から、あびこ車庫があった時代の我孫子地区の模型を見せていただきながら、当時の様子をお話いただきました。

2月1日は地域学習の3回目として、浅香フィールドワークを行い、あびこ車庫の跡地はどのように生まれ変わったのかを、実際に足を運んで確認しました。

1月27日は、地域学習の取り組み2回目として、前日の復習と2月1日に実施した浅香フィールドワークの班の役割決めをしました。前日の復習では、我孫子南中学校は地域の多くの方々の願いで立った学校であること、住吉区東部の方々が意見を出しあってできたあびこ車庫跡地の街であることを、再確認しました。

1年生では、1月26日から「地域学習」の取り組みをはじめました。
まず、この日は地域の方から我孫子地区の歴史や我孫子南中学校建設に至るまでの経過などをお話していただきました。昔、本校が立つこの地には御堂筋線のあびこ車庫があったこと、我孫子駅前にマクドナルドができたときは町中で大騒ぎになったことなど話していただきました。

最後に生徒代表からお話いただいた方にお礼の言葉を伝えて締めくくりました。