校長講話(要旨)
みなさんおはようございます。
だいぶ寒くなってきました。風邪などをひかないように注意しましょう。
昨日は、深江ファミリーフェスティバルにたくさんの児童が参加してくれました。とても楽しい一日でした。
先週、3年生で[盲導犬の訓練]の話が授業でありました。また、5年生では「命の授業」で動物愛護の特別授業がありました。
そこで、皆さんに是非お話したい盲導犬の話をします。その犬の名前は「サーブ」といます。今から40年ほど前の雪の降る日に目の不自由な主人の介助をして、サーブは岐阜県郡上市の国道を歩いていました。すると、国道のカーブでスリップした車がこちらに突っ込んできます。サーブは自らが主人をかばって車にぶつかっていきました。おかげで主人は軽傷で済みましたが、サーブは大けがを負い、左前足を切断しなければならなくなりました。その後、3本足になっても主人を介助しようとするサーブの姿は多くの人の涙をさそいました。
この話はニュースでも大きく取り上げられ、当時は、自賠責保険が人にしかおりなかったのですが、盲導犬は人を介助して目の代わりをしているので人間の一部だということで、この事故以来、盲導犬に自賠責保険が下りることになりました。サーブは国を動かしたのです。
また、この話は世界中で有名になり、アメリカではテキサス州の州名誉犬として表彰されたほどです。
盲導犬といえばゴールデンとかラブラドールなどのおとなしいレトリバーが有名ですが、サーブは珍しくジェパードでした。シェパードといえば警察犬になるような勇敢な性格ですが、サーブはとてもおとなしい性格だったそうです。しかし、主人を守るためには、本来のシェパードの勇敢なところが発揮されたのでしょう。
とても有名なお話ですが、現在は名古屋市内にサーブの銅像が3本足で立っています。
今日は盲導犬サーブのことについてお話しました。
(参考:今日の朝会で話せなかったこと。)
・現在、盲導犬を必要としている人は約8000人に対して盲導犬は約1000頭です。
・盲導犬の訓練には多くの時間とお金が必要です。しかし、盲導犬になれるのは約10頭に3頭しかいません。
・盲導犬には主人に危険が及びそうなときには命令を聞かないという「命令不服従」の訓練はされていますが、主人の身代わりをするような訓練はできないとされています。
・目の不自由な方と盲導犬をつなぐのは、盲導犬用の特殊な「ハーネス」です。これで、盲導犬は主人に状況を伝えます。とても大事な道具です。