卒業生を送る会
卒業式を目前にした3月7日、今年度の全校生徒がそろう最後の行事として、卒業生を送る会が開かれました。
1・2年生が拍手で出迎える中を笑顔の3年生が入場して対面、生徒会役員の進行で始まりました。生徒会長の「贈る言葉」と1・2年生全員による「贈る歌」の合唱があり、3年生からは代表生徒の「別れの言葉」につづいて全員での「別れの歌」の合唱がありました。最後に全校生徒で校歌を歌い、1・2年生が作ったコサージュを花束にして3年生に贈りました。卒業式当日は、残念ながら会場が狭いため、1・2年生は代表生徒しか参加できません。卒業生をお祝いする気持ちを込めて作ったこのコサージュが、卒業式で一人ひとりの胸を飾ります。きっとさわやかに卒業式を演出してくれることでしょう。 3年生最後の人権学習この3年間、学校の先生だけでなく、様々な立場で活動されている方々から直接お話を聞けたことは貴重な体験だったと思います。 チャイルドドクターやドイツ国際平和村の事。世界中では多くの困難な事が起こっていることを知りました。そして日本でも、沖縄をはじめ私たちがまだまだ知らない事、考えなければならない事がたくさんあります。もっと身近な事では、自分達の生活する西成の事。地域をもっとよくしようと活動している人々がいます。自分たちが産まれた時の事を通じて感じた命の大切さ。一人一人、大切な君たち。 さぁ、まもなく巣立ちの時です。 とてつもない困難に、自分の無力さを感じて、心折れてしまいそうな時もあるかもしれません。でも、わずかな力でも、0.01の力でも100人集まれば1になる事を忘れずに。 いろんな教科の勉強で頭を鍛えよう「数学で勉強したことなんて役に立つことあるの?」「英語なんて使うことないと思うのに、必要?」 こんな声を聞くことがよくありますが、学校の教科で勉強したことがそのまま役に立つことは少ないものです。国語の勉強をしていなくても日常的に日本語を使うことはできますし、クイズ番組を見ていて「これ技術の時間に習った」とか思えなくても命にかかわることでもありません。では、学校の勉強は何の役に立つのでしょうか。 私たちの頭=「脳」は、すごく細かく分担して働いていて、同じことばかりに取り組んでいると、十分に働かない部分が多くなることがわかっています。理科の時間と社会の時間では脳の働きが違います。ちょうど、いろんな筋肉を鍛えるために様々なトレーニングをするのと同じ。脳の様々な部分を鍛えていくことで、総合的に活躍してくれるようになり、どんな場面でも対応できるようになるのです。「小中学校での勉強は、世の中に出た時の基礎になる」というのは、そういう意味です。教科ごとに頭の働き方が違うから、どの教科も役に立つのです。「どの教科も先生の話を聞いて板書をノートに写すだけ」では、せっかくの努力も無駄が多いことになり、もったいないですね。 選挙管理委員会から生徒会役員選挙の公示がありました。 バレーボール部 交流戦成南 0−2 西 成南 2−0 天王寺 成南 1−2 三国 強いチームと試合をして、自分たちの課題を見つける事が出来て、 とても良い経験になりました。 3/21(水)に住吉中学校で1年生大会が行われる予定です。 保護者の皆様、お越し頂きありがとうございました。 心が動くということ冬のオリンピックが終了しましたが、様々な競技に感動した人が多かったことでしょうし、それぞれに感動の仕方も違ったのではないでしょうか。金メダルをめざして努力を積み重ねた姿、あきらめない心、支えてくれた人たちへの感謝を忘れない態度、ライバル選手たちに向ける思いやりや優しさ、仲間の選手たちとの絆の深さ…… 長く私たちも心に留めておきたいものです。そして、1・2年生の皆さん、今週は「あきらめない心」を実践してくれましたか? 3年生の皆さんは、少なくとも3月12日まで持ち続けてくださいね。もちろん、すべての人にとって、ここで終わり、という地点は存在しません。ちょうどオリンピック選手たちが、次の目標をめざすのと同じです。 |