車椅子バスケットボール体験、障がい者水泳擬似体験を行いました。車椅子バスケットボールは、動き方が難しいですが、最後の試合は、盛り上がっていました。水泳では、脚や目の不自由な方は、どの様に泳いでいるのかを体験する為に、片脚を使わなかったり、見えないゴーグルを付けたりして泳ぎました。また、その様な方たちへのサポートの仕方も教えていただきました。

いわしのしょうが煮、うすくず汁、高野どうふの卵とじ
ごはん、牛乳

　その後、グループの代表が１名ずつ前に出て、
＊その写真から気づいたこと。
＊写真に写っている子どもに、どんなせりふをつけたのか。
を発表しました。
　実は見ている先生たちは、みんながちゃんと発表できるのか少しどきどきしていたのですが、どのグループ代表もはきはきと意見を述べ、立派な発表会となったのでユニセフの方からほめていただきました。
「この子の服は体格に合っていなくてかなり大きいので、たぶん着るものも十分ではないのでは?と思いました。」などと鋭い意見がたくさん発表されました。　
　
「私たちはこうして学校に来れていますが、これは当たり前のことではないのだということがわかりました。・・・これから私たちにできることは何かを考え続けていきたいと思います。」最後に生徒を代表して生徒会の人がお礼のあいさつをしました。

　最初はどんな場面なのか全くわからず、当惑している人が多かったのですが、一人が何か発見すると、そこを糸口にたくさんの発見がありました。
　そしていつもは空気のように私たちをくるんでいる「紛争も戦争もない世界」のありがたさに気づいていったのでした。

「この背景は住宅地?　なぜ壊れているの?」
「この子は何をしているのかな?　働いている?」
「寒そうだし、こんな作業するんだったら、手袋がいるんちゃうんかな?」
　あちらこちらのグループから、どんどん意見が出ているのが聞こえてきました。