菜の花のおひたし

菜の花は年に一回だけ給食に出る食材です。今日は、香川県産の菜の花でした。

菜の花は春を告げる野菜、かすかな花の香りとほのかな苦みが魅力です。アブラナ科の植物の花やつぼみのついた茎を『菜の花』として食べます。

今日の献立は、豚肉の梅風味焼き、味噌汁、菜の花のおひたし、ご飯、牛乳です。

豚肉は、ピーマン、砂糖、料理酒、濃い口しょうゆ、梅肉を合わせて下味をつけ、焼き物機で焼きます。ほんのりと梅の風味がします。

合唱に続いて合奏を2曲披露しました。1曲目は「打上花火」。6年生が大好きな曲で修学旅行でたくさん歌っていたそうです。夏の日の花火を見ている時に感じるような、せつなくも美しい、情感あふれる演奏でした。器楽合奏でこんな風に音の強弱や重なりの移り変わりを工夫して演奏できるとは驚きです。2曲目は「アシタカせっ記」。映画「もののけ姫」のエンディングテーマです。日本的な曲調で打楽器を中心に盛り上がりを考え、長い旋律を歌うように演奏していました。息が合った演奏から、6年間一緒に過ごした時間の重みを感じました。

6年生代表の児童があいさつをしました。在校生にむけて「大宮小学校をよろしくお願いします」とメッセージを残しました。卒業を祝うと同時に、たくさんのことを6年生から引き継ぎ、みんなの心が温まる会となりました。

たくさんのものをプレゼントされた6年生からのお返しです。一人一人が縫ったぞうきんが在校生に手渡されました。あいさつの言葉に続いて、歌と合奏のプレゼントです。音楽が大好きで、これまでたくさんのすてきな演奏を披露した6年生のラストステージです。

歌は「マイバラード」。美しくさわやかな歌声で二部に分かれて歌いました。みんな静かに聴いていました。

次に卒業生への贈り物を渡しました。1つ目はメダルです。1年生が6年生の首に直接かけてあげました。身長の差が大きいので、6年生が優しく前かがみになっていました。6年生にいつも手をつながれて講堂まで連れて来てもらっていた1年生。感謝の気持ちでいっぱいの表情でした。もう１つは6年生一人一人へのメッセージカードです。これは6年生の代表に渡しました。この2つの贈り物は5年生が中心になって製作しました。

贈る言葉に続いて在校生が「手紙」を6年生にむけて歌いました。この曲はもともと中学生の合唱コンクールの課題曲だっただけに、少し大人っぽい歌詞の内容でしたが、みんな心を込めて歌いました。6年生にむけての歌声を聴き、心が揺さぶられました。