2/26(月) 全校朝礼「スキージャンプの葛西選手のお話」
校長講話(要旨)
おはようございます。 もうすぐ3月です。今朝は暖かくなってきました。6年生は卒業式まで残り少なくなってきました。みんなで卒業式が小学校生活の良い思い出になるようにしましょう。 さて、昨日ピョンチャンオリンピックが閉会しました。日本選手はよく頑張りましたが、今日はスキージャンプの葛西紀明選手のお話をしたいと思います。 葛西選手は19歳で初めてオリンピックに出場して、これまで8回のオリンピックに連続出場しています。現在45歳でレジェンドと言われています。また、次の北京オリンピックも目指すと言われていますから凄いですね。これまでのオリンピックで銅と銀メダルを取っていますので、北京では金が目標と話をされていました。 では、どうしてそこまで葛西選手は飛びつづけるのかを知りたくて調べてみました。目的はオリンピックで金メダルを取ることだけではなかったのです。 葛西選手は少年の頃から天才ジャンパーと言われて、高校生の時にワールドカップに出場して良い成績を収めます。しかし、調子に乗って練習を怠けるようになり、スランプを味わいます。そんな時に母親が葛西選手に書いた手紙を紹介します。 「つらいときに、今まで以上にやさしく強くなってくれることを願っています。」また、「どん底から這い上がってくる我が子を楽しみに待っています。」とこんな手紙も書いています。それから、葛西選手は猛練習をしてスランプを克服し、また世界で活躍します。 葛西選手は当時、ご両親と姉、妹の5人家族だったそうです。お父さんは、ご病気で働くことが出来ず、お母さんが仕事を掛け持ちして3人の子どもを育てたそうです。そのおかげで葛西選手はジャンプを飛びつづけられたのです。しかし、そのお母さんも20年ほど前に火事に巻き込まれて、それが原因で亡くなられました。 次に紹介するのはその時病床でお母さんが葛西選手に宛てた手紙です。これを書くのが精いっぱいだったそうです。 「どんなことがあっても、あなたは強い人間だから負けないと信じています。同じ兄妹で、一人は世界へ、一人は生きることに夢と希望を持っています。そんな子どもたちを誇りに思います。」 実は妹さんも難病で生きるために闘っていたのです。その妹さんもその後、亡くなられました。 葛西選手は「この手紙が支えになって、どんなに辛いことがあってもあきらめずにジャンプを続けられた。」と話されています。お母さんの思いを胸にジャンプを飛びつづけているのです。とても素晴らしいことだと思います。 みなさんも、夢や希望を持つこと、あきらめずにやり続けることを大切にしましょう。 2/24(土) 土曜授業「災害時避難訓練」一人でいるときに大災害にあったら、まずは自らの身を守ること。そして、落ち着いたらこの一時避難場所へ向かいましょう。そうすれば、必ず地域の防災委員があなたたちを守ってくれます。町会ごとの防災委員さんのご紹介もいただきました。 2/24(土) 土曜授業「けん玉大会」けん玉委員会の児童による進行です。達人による模範演技や学年ごとに技を送っていく競技などを行いました。 最後に学校長より、「日頃の練習の成果を発揮し、みんなで仲良く楽しく行えました。1年生をはじめ、とても皆さん上手になっているので驚きました。けん玉は個人競技ですが、みんなで助け合って仲良く楽しくできました。また、集中力も向上するのでがんばりましょう。」とお話がありました。 本日はこの後、地域防災訓練で児童全員が最寄りの一時避難場所に向かいます。 2/23 「プログラミング学習」4年活用ソフトはScratchです。東成区長も授業参観にお見えになり、プログラミングの学習にたいへん関心を持たれていました。 新聞記事「国際親善車いすバスケットボール大会地域交流会」インタビューを受けた児童の話「車いすにのっていたらシュートもなかなか届かない。オランダ選手はやっぱりすごい。」(AYさん)「自分の足で歩けなくても、こうして一緒にスポーツできるのはいいな。」(THさん) オランダ女子チームは「2018国際親善女子車いすバスケットボール大会2/16,2/17」では、オーストラリア、イギリスチームを破って全勝で大会優勝をしました。「やっぱりすごかったですね。」 |