3年生・道徳・・・わすれられないおくりもの2
生徒は微動だにせず、食い入るように先生を見つめながら話を聞いていました。あっという間に時間がすぎ、「○みんなの心を動かす、わすれられないおくりものはありますか?それはだれにもらった何ですか?○おくりものをもらってどんな生き方をしたいですか?」との問いかけに生徒達は黙々と文章を書きつづりました。10分以上たっても手を止める人はいませんでした。中にはあいさつが終わってから、なおも10分以上書き続ける人もいました。
「わすれられないおくりもの」とは賢くて皆に頼りにされているアナグマが亡くなりました。森の皆はアナグマを愛していましたから悲しまない者はいませんでした。モグラは上手なハサミの使い方をアナグマに教えてもらいました。同じようにカエルはスケートを、キツネはネクタイの結び方を、ウサギの奥さんはしょうがパンの焼き方を教えてもらいました。皆アナグマとの思い出がありました。アナグマは一人一人に別れた後でも宝物となる、知恵や工夫を残してくれたのです。そのうち悲しみも消えていき、アナグマの話が出るたびに皆で楽しい思い出を話すことができるようになりました。「ありがとう、アナグマさん」 3年生・道徳・・・わすれられないおくりもの
1月17日の6限目、3年生は道徳の授業を受けました。テーマは「死を見つめ、どう生きるかを考える 〜あなたの、忘れられないおくりものは?〜」でした。
誰もが皆忘れられない1995年(平成7年)1月17日は阪神・淡路大震災が起きた日です。小学生の時に被災した教員が、自分の経験や後悔を3年生全員に話しました。「人は必ず死ぬ。そのことをふまえていかに生きるのかを考えましょう」 スーザン・バーレイ作の「わすれられない おくりもの」という絵本を元に“わすれられないおくりもの”はありますか?と問いかけました。 多文化共生学習 その2多文化共生学習
3学期、2年生は取り組みのひとつとして、多文化共生学習
を行っています。 1 いろいろな文化を知る 2 さまざまなものの見方、考え方があることを理解する 3 異なる考え方を持つ人と同じ社会で生きていくための 力をつける 以上の3点を目標として取り組んできました。 今日は、フランスのペタンク、ドイツのインディアカ、 韓国相撲、というスポーツを試合形式で体験しました。 ペタンクは、目標にボールをどれだけ近づけられるかを 競うスポーツ。インディアカは、羽根つきボールを手で 打ち合うネット競技、韓国相撲は、片足立ちで相手を土 俵外の押し出すという伝承遊び のルールで行いました。 |
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