★7/9〜7/16期末懇談 7/18終業式★

第67回卒業証書授与式

在校生代表による送辞、卒業生代表による答辞が読まれました。
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第67回卒業証書授与式

卒業の歌、送別の歌を歌いました。
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第67回卒業証書授与式

PTAさんによる 記念品贈呈と謝辞です。
良いお話をいただけました。
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第67回卒業証書授与式

退場〜花道

式典も終わり、在校生や保護者が創って下さっている花道を通って帰ります。
良い式でした。 みんな 元気でね!
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第67回卒業証書授与式

式辞

 厳しい冬を乗り越え、自然界にエネルギーが満ちあふれ、確かに春の訪れを感じられる日を迎えました。

 今日ここに義務教育の全課程を修了されて、晴れて卒業の日を迎えられた皆さん、ご卒業 おめでとうございます。

  ただいま216名の皆さんに、その証として卒業証書をお渡しすることができ、本当にうれしく思います。改めて、卒業生の皆さんのこれまでの努力を讃えるとともに、心からお祝い申し上げたいと思います。

 ご来賓の皆様方には、公私何かとご多用のところ、晴れのこの良き日にご臨席を賜りました事、また平素より、本校教育活動へのご支援はもとより、地域の未来を担う子どもたちの健全育成にご尽力いただいておりますこと、高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございます

 さて、本日で義務教育も最後。みなさんは未来に向かって羽ばたかれますが、その時期に印象的な出来事が2つありました。

  一つは冬季オリンピックです。今季の冬季オリンピックで、日本は数多くのメダルを手に入れ大きく盛り上がりました。その中で、スピードスケートの小平奈緒選手は、

 「金メダルをいただくのは名誉なことですが、私自身の中では、それよりも、メダルを通して、これから『どういう人生を生きていくか』が大事になると思います。」と言っていました。

フィギアスケートの羽生結弦選手は、

 「将来いろんな仕事に就いたときに、オリンピック連覇という肩書は大きな説得力になると思います。これを誇りに今後どう生きていくかです。」と胸を張っていました。

 メダルを目指し、獲得するのもものすごい事ですが、それよりも、その後の生き方を模索していたことが、とても印象的でした。

 もう一つは80年前の物語をマンガで復活し、たった6か月で200万部という爆発的に売れている本があるということです。その本の名前は「君たちは、どう生きるか」、生き方を問いかけてくる本です。

読んでいない方は、ぜひ読んでほしいのですが、

1.ものの見方について
2.クラスのいじめにどう対応するか
3.人間同士のつながりについて
4.貧乏について
5.偉大な人間とは
6.友人への裏切りについて
7.これからのあなたの生き方について

という、正解のないことを、主人公のコぺル君と叔父さんが、悩みぬいて行動し成長していく物語です。

 物語中、貧困について考えるところで、
叔父さんはコペル君に対して、
「君は何も生産していないけど、
大きなものを毎日生みだしている。
それは何だろうか?
お互い人間であるからには、
一生のうちに必ずこの答えを
見つけなければならない」
と問題を出します。

 1937年、第二次世界大戦に突き進んでいく時代から80年の時を経て、また現在、「どう生きるか」がとても大切になっています。今後10年、世の中では、人工知能の出現によって、いまある殆どの仕事がなくなってしまうとされています。その中で最も大切なつけるべき力は、正解のない事を、自分の頭で主体的に考えられる力とされています。

 小平選手も羽入選手も、一生懸命考えている、これから何を大切に、「どう生きていくか」ということを、皆さんも、ぜひしっかりと考えてください。

  あなたたちは、今回、進路について考え抜いて挑戦をしました。それは、高校を選んだのではありません、専門学校を選んだのでもありません、生き方を選んだのです。
選んだ先によって、大切なものが変わります。関わる友達が変わります。そう、少しずつ生き方が変わっていくのです。そのことをしっかり意識してください。今後、更なる岐路が皆さんの前に広がってきます、その日のために、毎日、皆さんが一人ひとり生み出しているものが何か、しっかりと考えて下さい。生き方をしっかりと考えて下さい。

君たちはこれから、どう生きていきますか?
 
 保護者の皆様に改めてお礼申し上げます。皆さまにとって、かけがえのない大切なお子様を3年間お預かりし、私たち教職員一同、精一杯努力を重ねてまいりました。この間、学校に対する保護者の思いや願いに充分お答えできなかったこともあろうかと存じます。

 しかし保護者の皆さまからは、常に温かいご理解とご協力をいただいて参りましたことに対し、本当に心より厚くお礼申しあげます。

 今後は、ご来賓の皆様ともども、地域の良き理解者として、後輩たちの健全育成に、更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
 卒業生の皆さん、いよいよ別れの時が来ました。暖かな春を迎えようとしている今日の良き日、大きな翼を広げ未来に巣立っていかれる卒業生の皆さんに、最後にアメリカの詩人ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローの言葉を贈りたいと思います。

その言葉は

「雲の後ろでは、太陽がいつも輝いている。」

というものです。

 どう生きるかを自分で考えなければならないこの時代、
これからの人生は、晴れた日ばかりではありません。心も同じです。心が厚い雲に覆われ、雨が降る日もあるでしょう、しかしその時でもなお、空を見上げてください。

 厚い雲の向こうでは必ずいつも、太陽が燦々と輝いています。本当に辛い時、その言葉を思い出し、太陽を信じて、歩んでいってください。

この言葉を贈る言葉として 私の式辞といたします。3年間ありがとう。

平成30年3月14日

大阪市立中野中学校長 山本哲哉

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学校行事
3/23 修了式

本日の配布物

3年生学年通信

2年生学年通信

1年生学年通信

学校元気アップ

元気アップ学習会

運営に関する計画・自己評価

目標に準拠した評価の観点の指標(各教科の観点とその評価材料及び基準)

校長室

大阪市統一テスト

全国学力学習状況調査

いじめ対策基本方針

チャレンジテスト・統一テスト

ほけんだより