1年生 妊婦体験
3月7日に1年生は、命の授業をしました。
保健室の小倉先生からの、自分たちがどのようにして誕生したのかというお話を、真剣に聞いていました。その後、妊婦体験をしました。お母さんが大変な思いをして、ここまで大きく育ててくれたことを噛みしめたことだと思います。 全校集会 校長講話 2月19日(再度掲載)勿論、今朝も平昌五輪の話です。 まず、土曜日、羽生結弦選手(23)=ANAが金メダル、宇野昌磨選手(20)=トヨタ自動車が銀メダルで日本勢ワンツーフィニッシュは圧巻でした。五輪男子フィギュアスケートでは66年ぶりの連覇という快挙も大変な偉業です。 更に、何と言っても、羽生選手は、昨年11月のNHK杯前日練習で右足首を負傷し、2か月も氷から遠ざかり、氷上へ戻ったのは年明けというハンディでした。 最初の診断は靱帯損傷でしたが、1か月後には腱と骨にも炎症があると発覚しました。戦いを終えて、「思ったよりも、本当に大変でした。体力よりもスケートに乗ることの不安の方が大きかったです。」と、口にされていました。この1か月は痛み止めを服用しながらギリギリの調整を続け、韓国入りの1週前には薬の強度を上げたそうです。最初の日はスケート靴を履いて氷の上に立っただけ。翌日は軽く滑っただけ。もう一度痛めれば連覇の機会は奪われるので、慎重に進めたと仰っていました。 「前人未到」という言葉が大好きで、「圧倒的に勝ちたい」「劇的に勝ちたい」が口癖とのこと。今大会日本の金メダル1号は、冬季五輪通算1000個目の金メダルでもありました。故障だらけの4年間を、強い気持ちで乗り越えてきた羽生選手の「スケートを愛しているし、すごく幸せ。僕が一番大切にしている大会でまた、金メダルを取れたことを誇りに思います。」という言葉に、テレビの前で精一杯の拍手を贈りました。 続けて、日曜日、スピードスケート女子500メートルで、小平奈緒選手(31)=相沢病院が、36秒94のオリンピックレコードで金メダル、五輪3連覇を狙う韓国の「氷速女帝」李相花選手が、37秒33で及ばず、銀メダルでしたが、順位が確定した直後、涙を流す李選手を、小平選手が抱き締める姿に、目頭を熱くしたのは、私一人ではなかったようです。地元韓国で「色々難しい関係があるとしても、一つになれるのは、真のオリンピック精神だと感じた!」と、称賛の声が寄せられていると聞いて、また、感動しています。多くのことを学ばせていただききました。 西九条ジュニアウィンドオーケストラ定期演奏会全校集会 校長講話何の話をすると思いますか? 今朝も平昌五輪だと思うでしょう。パシュートかマススタートだと思うでしょう。残念でした。本当はその話をしたいのですが、今日はお小言です。残念です。 先日、本年度最後の学校協議会がありました。教育活動の年度末最終反省でした。学習方面のことなど一通り終わった後に、委員のお一人から、「最近挨拶運動はどうなっていますか。学校を訪問したとき、以前と比べて元気が無いように思うのですが。以前は大きな声で挨拶をされて、元気を貰って帰ったものですから。」とのご意見がありました。 毎朝、校門で先生方が10人くらい立って朝の挨拶運動をしておられることは、皆さん承知の通りです。ただ、何人も立っているので、頭を上げる間もなく「お早うございます。お早うございます。」と、まるで靴に挨拶をさせているようなことにはならないよう、自然な挨拶の習慣が付くよう指導されているので、「声が小さい、遣り直し!」とか、「もっと頭を丁寧に下げて、遣り直し!」とかの指導はありません。古くからおられる先生にお聞きすると、「元気は確かに昔の方があったなぁ!」と仰います。 さて、挨拶はどうしてするのでしょう。私は人と人との入り口だと思っています。ムスッとした印象から始まると気分が悪く、後の話が続きません。本題が楽しい話なら、残念ながらケチが付くことになるし、本題が難しい話なら、せめて糸口なと穏やかに柔らかくしておかないと、纏まる話も纏まりません。 一方、擦れ違っただけの人に対する挨拶にはどんな意味があるのでしょう。ご近所の小父さんや小母さんには何故挨拶をするのでしょう。町内会で回覧板が回ってくる。ちょっと荷物を預かって貰う。家の前が知らない間に掃かれて綺麗になっている。ちょっとした頼まれごとをお互いにする。ご近所付き合いの「あるある」です。ムスッとしていてこんな付き合いができますか?「付き合わへんかったら良いやん!」と、思うかもしれません。でも、人は一人で生きている訳ではありません。大なり小なり人に助けられて、助けて貰って生きているのです。そんな狭い料簡でどうするのですか。 さて、学校での挨拶は、一般社会へ出たときに、ごく自然な挨拶ができるようにという準備・練習であり、かつ、実際に学校はミニ社会ですから、人と人とのコミュニケーションが巧く成立するための実践でもあります。突っ慳貪にしていて、先生や先輩・後輩、友達と巧く行く筈がありません。 そして、明るい挨拶が飛び交っている校内風景が、来校者に爽やかな印象を与え、続きに、見ず知らずの来校者であっても、軽く爽やかな挨拶をすることで、元気を貰って帰って貰えるのです。そのことが本校の評判を上げ、評判が上がると、人間褒められると嬉しいものですから、色々なことに活力が湧き、頑張れるという好循環が生まれるのです。 ただ声が大きいだけの挨拶を要求しているのではありません。人を爽やかにする気持ちの良い明るい挨拶、気持ちの籠った挨拶をお願いします。 ほけんだより 2月号
ほけんだより2月号を掲載しました。
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