6/11 2年「体力づくり教室」6/11 3年「栄養教育」6/11(月) 全校朝礼「残念ないきもの」
校長講話(要旨)「残念ないきもの辞典」
おはようございます。 今日は深江小学校の創立記念日です。今から80年程前の昭和14年に深江小学校が開校しました。その当時の1年生は現在86歳、6年生は92歳になっています。当時の建物は今はありませんが、一つだけ残されている物があります。なんだかわかりますか?それは皆さんが良く知っている学習園の中にあります。池の中に石の橋がかかっていますね。それは、創立当時の玄関にあった石段の一つなのです。先日6年生が伺った深江歴史資料館の山元さんに教えていただきました。 さて先週、2年生の児童から「残念ないきもの事典が面白くて読んでいますが、人間も残念ないきものですか?」という質問を受けました。とても良い質問です。それでこれから、その児童の質問に答えたいと思います。校長先生はまだ読んだことがなかったので、早速その本を読んでみました。とてもおもしろい本でした。 地球上のいきものは今から40億年前に一つの細胞から進化しました。現在400万種類の生き物が地球上にいると言われています。40億年かけて進化したいきものは地球の環境にあわせて生き残った生き物です。かつて、最大最強と言われた皆さんが大好きな恐竜は今はいません。氷河期という地球の環境に併せられなったのです。皆さんが大好きなパンダは笹の葉を食べていますが、大好きだから食べているのでしょうか?実は、強い動物に追いやられて笹の葉しか生えていないとこへ逃げて行ったのです。笹の葉は栄養価が低いので、たくさん食べる必要があります。そのようなことが残念ないきもの事典には書かれていました。 では、「人間は残念ないきものですか?」の質問に答えたいと思います。人間はいきものとしては残念ないきものです。他の動物に比べてつかむ力も噛む力も走る力も強くありません。しかし、体に比べて大きな脳を持って、考える力は圧倒的に優れています。火を使い、道具を使い、作物を作り出すことができました。そのおかげで、冬も冬眠をしないですむようになりました。他のいきものとは比較にならなような進化をしました。 しかし、人間が作り出したものが原因で戦争やいじめ、暴力を起こすようになりました。 そこで、校長先生が考える答えですが、人間が残念ないきものになるかどうかは、人間自身の行い、考え方によると思います。人間が残念ないきものにならないように、その素晴らしい脳を使って、良い生き方をみなさんも目指してほしいと思います。 5年特別授業「テニス」2テニスは相手を思いやる気持ちを感謝する気持ちを持って臨みましょう。「お願いします。」で始まり「ありがとうございました。」で終わります。(学校長) 5年特別授業「テニス」1 |