今日の給食 7月18日(水)1年生 国語 7月13日(金)給食室よりクイズ体をつくるもととなる[たんぱく質]を含みます。 <クイズ> 大福豆はどれでしょう?(写真から選んでください。) 今日の給食 7月13日(金)全校集会のお話し(中)
おはようございます。
今日はまた、本の紹介をしたいと思います。今回は皆さんが読みやすいように図書室にある本から捜してみました。 この本です。「マララ」。知っている人も多いと思いますが、マララさんについて少しご紹介します。 2014年パキスタンの17歳の少女 マララ ユスフザイさんが、「ノーべル平和賞」を受賞しました。史上最年少でした。マララさんは12歳の時に住んでいる地域にイスラム武装勢力(TTP)が侵入し「女子教育を禁じる布告」を発令したことにより、女子生徒が学校に行けない、勉強できないようにされてしまいました。マララさんは偽名でイギリス放送局にこの事実を知らせ、TTPを批判し、その後も登校を続けこの間違った制度に抵抗をしていました。そして、15歳の時に、TPPに頭を銃で撃たれ意識不明の重体になりました。その後イギリスの病院に転院し、幸いにも回復することができました。そして、国連では「子どもが教育を受ける権利を訴える」演説をしました。「テロリストは、銃弾で私たちを黙らせようとしたが失敗した。タリバンの子どもたちにも教育を受けさせてほしい。ペンと本を手に取ろう。それこそが最強の武器になる。教育こそが唯一の解決策だ。」と話したと言います。 自分の生命を脅かされている中でさえも、誰もがマネのできないほどの大きな勇気を持って、差別や偏見に立ち向かい、世界中の子どもや女性の権利のために闘っています。それを皆さんと変わらない年齢で。また、別の演説では、「誰もがみな才能があり、誰もが特別。自分を信じて頑張ろう」 と同世代の人々に訴えています。 今現在も、世界中に学校に行きたくても行けない、皆さんと同世代の人々がいます。本やペンのない生活、充分な食べ物のない生活、安全な水や、怪我や病気の時に充分な病院や薬のない生活をしている同世代の人々がいます。皆さんの普段の生活の中では考えられないと言う人もいるかも知れません。でも、今同じこの地球上で起きていることを少し考えてみてください。 何を思い何を感じるでしょうか。「人に何をしてもらおう?」ではなく、「自分に何ができるのか?」を考えられる人になって下さい。一人ひとりの人間に大きなことはできないかも知れませんが、それぞれが正しい意思を持ち正しく生きることはできます。皆さんには、ペンと本が身近にたくさんあります。それらを生かして自分自身をしっかりと成長させてください。そして、マララさんのように、同じ境遇にある人々に対する「愛」と、様々な困難に立ち向かう「勇気」を持ってほしいと思います。 終わります。 |