校長メモ 7月17日(月) 君たちはどう生きるか
日中戦争が始まった頃、つまり約80年前に出版され、読み継がれてきた「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)が、マンガ本になったこともあって、今、ベストセラーになっています。中学1年生のコペル君が、身近な出来事から見えてきたこと、感じたこと、考えたことを通して、世界の仕組みや人間同士のつながりに気付き、生きることについて考えていく物語です。
私事ですが、高校1年生の時、社会科の先生にこの本を読むように勧められたことを覚えています。今、改めて読んでみて、時代を超えた名著だと感じています。人類の歴史からすれば、80年なんてほんのわずかな時間だと言えます。しかし、今、10年先がわからないと、社会に不安が広がっています。だからこそ、100年先、1000年先でも変わることのない人としての在り方について、丁寧に考えていきたいものです。 巨大な冬瓜給食の冬瓜ユニセフ募金なぞなぞ |