子どもたちの支援には、社会面、学習面、身体面といった角度からのアプローチがあります。社会面では対人スキルや感情統制力、問題解決力の向上など、学習面では認知機能の強化、身体面では身体的不器用さの改善などです。
　認知機能の強化が学習面で必要とされるのは、認知機能そのものが学習の土台となっているからです。認知機能には記憶、知覚、注意、言語理解、判断・推論といった要素が含まれていますが、これらのうち一つでも欠ければ、学習は言うまでもなく日常生活さえ満足に送れないでしょう。コグトレはそれぞれの認知機能の要素が強化できるよう対応した紙と鉛筆を使ったトレーニングです。
　弘済中学校では、今年度1学期よりこのトレーニングを取り入れ、今後、週２回のペースで導入していく予定です。

　午前中の最後の種目は、HPでも何度か練習風景を紹介した中学生の団体演技「弘済スペシャル　remix！」では、練習の成果を発揮して素晴らしいダンスを披露してくれました。
授業だけでなく、放課後や園でも自発的に練習をし、こどもたちも今日の日のために１番時間をかけて準備をしてきました。
演技を終え大きな拍手をたくさんの人からもらい、満足げな表情をしていたのが印象的でした。

最後の競技「紅白対抗リレー」は子どもたちが最も楽しみにしていた競技の一つです。バトンゾーンを上手に使い、紅組白組がそれぞれ全力を尽くしました。
追い抜いたり、追い抜かれたりのシーソーゲームで、最後の競技にふさわしい盛り上がりでした。

勝ち負けはあったものの、どの競技にも一生懸命に取り組み、見ている人に感動を与えてくれました。
練習では、うまくいかなかったりしたこともありましたが、仲間と協力し、最後までやり抜いていい運動会を作り上げた経験は今後に活きると思います。
次の大きな行事である学習発表会も楽しみです。

最後に、お足元の悪い中、本校に足を運び子どもたちを応援してくださった、来賓の方々、保護者の方々、園の職員の方々、関係諸機関の方々に御礼申し上げます。

心配されていた天気も子どもたちの願いが天に通じたかのようにもち、運動会を行うことができました。

朝登校した子どもたちは黒板にくぎ付けです。
子どもたちの目線の先には各担任のメッセージがあります。担任の思いの詰まったメッセージを見て、気持ちを高め、運動会に臨みました。

堂々とした入場行進ののち、指先まで意識したラジオ体操と開会式を行い、競技へと進んでいきます。
本校は小学部と合同で運動会をしています。
小学生のかわいい演技や競技とは打って変わって中学生の競技には迫力があります。

「１００m走」では、それぞれが全力を尽くして走りました。友だちや教職員、園の先生方、保護者の方々の声援を受けて、子どもたちも力が入ります。
「むすんで、つないで（二人三脚、三人四脚、四人五脚リレー）」では、「イチ、ニ」「イチ、ニ」と息を合わせて走りました。人数が増えるほど足をそろえることが難しく、うまく走れた時には会場から「おお！」という声があがっていました。
「スウェーデンリレー」や「サーキットレース」でも子どもたちは一生懸命な姿を見せてくれ、運動会を盛り上げてくれました。

本日予定の運動会ですが、前日、当日の雨の影響により開始時間を変更させていただきます。

開始時間は10時30分からとなりますが、運動場の整備状況によって変更になる場合がありますので、よろしくお願いいたします。

なお、プログラムの順番、内容を一部変更しております。

　９月２１日。
　いよいよ第６４回運動会が明日となりました。
　天候が危ぶまれるなか、手作りのテルテル坊主をいただきました。
　生徒達には今日、披露しました。ダンス講師先生方以外でも、さまざまな方々から支援をいただいていることを実感できたと思います。
　明日、運動会が開催できればいいな。
　生徒達も練習の成果を精一杯発揮してくれるものと思っています。