最新の『教育関係のエビデンス』について…(10月11日)
先日、エビデンスという言葉を紹介いたしました。英語で「根拠・証拠」を意味します。よく医療の面で、「この治療法は効果がある」ということを「この治療法はエビデンスがある」といわれます。
学術的には、「ランダム化比較試験(PCT)」で科学的に効果があることが立証されていることが、「エビデンスがある」というためには必要です。 本校で取り組みを進めている『エビデンスベースの学校改革「学校全体で取り組むポジティブな行動支援〜児童の「できた!」を引き出すポジティブ支援〜スクールワイドPBS」』は、現在最新のエビデンスとして「ランダム化比較試験(PCT)」により効果が実証されています。 具体的な効果としては、 1.学校生活における問題行動の減少 2.社会的な能力の育成・改善 3.学校内の安全面の向上 4.いじめの減少 5.学力の向上 等が立証されています。 これらの効果を目指して、学校生活をさらによりよくしていくように学校全体で取り組んでいく所存です。今後もホームページにおいて取り組みの場面や成果を報告していきます。乞うご期待ください。 スクールワイドPBS 運動会全体練習(10月10日1時間目)本日は、まず「応援合戦」の練習を本番と同じように行いました。 応援団の子どもたちは、お揃いの衣装をまとって、 本番さながらに、全校の前で、がんばっていました。 エビデンスベースの学校改革『スクールワイドPBS』では、 望ましい行動が繰り返されるように、先日ご紹介したように、 ポジティブ・フィードバックを行い、強化していきます。 『ABC分析』の「行動の後「C」への工夫」にあたります。 「行動の後「C」への工夫」である『ポジティブ・フィードバック』 すなわち『強化』の具体的な方法は、いくつも考えられます。 例えば、 1.先生からの賞賛の言葉 2.友だちや先生からの注目 3.賞状、シール等の授与 などなど 本日の応援団の子どもたちは、今日まで練習してきた成果を 全校の前で初めて発表することができました。 友だちからの良い意味での注目を浴びることで、 さらに演技に力が入ってきました。 このようにして、望ましい行動はさらに強化されていきます。 きっと、運動会の当日、 子どもたち一人ひとり、さらに素晴らしい演技をしてくれるとともに、 かけがえのない素晴らしい思い出を心に刻んでくれるでしょう。 ロシアの日本語学校の方々が学校訪問に来られました…(10月10日)本校に来られました。午前中の1時間目から4時間目の授業の を参観されました。 子どもたちもあいさつしたり、一緒に写真を撮ったりと仲良く ふれあっていました。 スクールワイドPBS 運動会全体練習(10月9日1時間目)本日は、入場行進から開会式の練習を本番と同じように行いました。 また、開会式の係の子どもたちも、開会式の進行等をがんばっていました。 本日の全体練習までの間、担当の先生が、 お手本を見せながら一人一人に言葉がけを行い、 子どもたちに丁寧に指導をしていました。 以前にも別の場面でご紹介いたしましたが、 スクールワイドPBSでは、まず『望ましい行動を引き出す工夫』が必要です。 この場面での『望ましい行動を引き出す工夫』のポイントは2つ。 (1)必要な行動が何であるか言葉で伝える。 (2)お手本を見せる・視覚化。 です。 入場行進・開会式の練習に臨んだ子どもたち、それから開会式の係の子どもたちは、第1回目の全体練習ですが、生き生きと取り組み、堂々と立派にがんばっていました。 スクールワイドPBS 3年総合・1年算数(10月5日)子どもたちが学習に取り組んで、うまくできたとき、 授業者は、すぐに拍手をしたり、笑顔でほめたりするように しています。 エビデンスベースの学校改革『スクールワイドPBS』では、 望ましい行動が繰り返されるように、これらのように、 ポジティブ・フィードバックを行い、強化していきます。 昨日、紹介しました『ABC分析』の 「行動の後「C」への工夫」の例です。 「行動の後「C」への工夫」である『ポジティブ・フィードバック』 の具体的な方法は、いくつも考えられます。 いくつかあるその具体的な方法については、また後日ご紹介いたします。 |
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