音楽部の演奏の余韻がのこる中、どきどき・四者活動の発表 がさらにつづきました。
■マジワルワールド/朋友の発表は 劇「世界がもし100人の村だったら」 です。日頃、自分には見えていない世界の格差や日本の現状、人権について考えさせるものでした。
■ヘバラギキョシル/チョソン子ども会の発表は、サムルノリ・タルチュムなど の演奏です。拍手喝采。つづいて美しくきらびやかな民族衣装による舞いです。鮮やかな色彩と優しく美しい衣の動きに見とれます。大いにみなさんを楽しませる発表となりました。

　音楽部の発表 です。音楽部は活動を引っぱってきた９年生が今日で引退します。９年生にとって最後の舞台です。「輝き〜吹いて奏でて響かせて」をテーマに、聴きごたえのある素敵な演奏と合唱を披露してくれました。
■１曲目はリコーダーで「another day of sun」 〜映画「ラ・ラ・ランド」 冒頭のシーンの曲で、始まりにぴったりな、リズミカルで楽しい演奏でした。
■２曲目からは箏の演奏です。「リメンバーミー」 〜練習で身につけた演奏技術を存分に発揮し、家族をつなぐ、奇跡の歌を見事に表現してくれました。
■３曲目は「ふるさと」 〜９年生３人での演奏。十七弦の低音が美しく響く感動的な曲 でした。９年生の思いが伝わり、込み上げるものがありました。
■４曲目は「HANABI」 〜テレビドラマの主題歌にもなった耳慣れた曲です。音楽の楽しさ、箏の素晴らしさを教えてくれる、そんな心に届く演奏でした。
■５曲目は「TOMORROWI」 (合唱)〜９年生にとって最後の曲です。顧問の先生の指揮に集中し、ひとつひとつのフレーズを心込めて大切に歌ってくれました。ミュージカル「アニー」の一場面を思い出させる、そんな心に届く歌声でした。

　むくのき学園文化祭の第２部は、生徒会長のあいさつに続き、５・６年生のどきどきアワー・７〜９年生の四者活動という、本校が独自に取り組んでいる人権自主活動サークルの発表 から始まります。ちがいを認め合い個性や能力を伸ばす教育 につながる取組みです。
■キンジョワールド/部落解放研究会の発表は、和太鼓の演奏です。
「飛燕」「石曳き」の２曲 を発表しました。太鼓が響かせる力強い波動と一体感のある力強い動きは、たいへん聴きごたえ見ごたえのあるものとなりました。和太鼓の波動はお腹の底から響き身体全体で感じました。
■ウキウキパラダイス/障がいのある仲間と共に歩む会の発表は、劇「にじいろのさかな」 です。勇気づけられる感動的な劇でした。手話合唱「ともだちはいいもんだ」 の練習にも頑張って取り組んできました。より多くの人に気持ちが伝えられる。そんな発表になったと思います。

　ヘバラギキョシルは本校で学ぶ民族学級 です。今日の発表は、朝鮮の生活でよく使われる伝統的な言葉の紹介でした。かわいい民族衣装を身にまとい、頭、肩など、踊りとともやさしく教えてくれました。
　１・２年生の発表にもありましたが、いろいろな国のことを知ることが、友だちや自分のことを知ることにつながります。ちがいを認め合い個性や能力を伸ばす。 本校が大切に取組んでいることです。

　３年生と４年生の発表がつづきます。
■３年生の発表は、劇 「おたまさんとおかいさん」 です。これまでたくさんの方にお世話になり学んできた地域のことを、この劇を通じて伝えます。支え合い・助け合い・温かさ・たくましさ ---たくさんの思いを伝えてくれました。
■４年生の発表は、「中島音頭 〜２０１８〜」 です。太鼓・鐘・拍子木・踊り、今日まで一所懸命練習してきました。ひとりひとりがその成果を懸命に表現し、それらが合わさって地域に伝わる大切な文化である中島音頭 となって完成していきます。真剣なまなざしと、のびやかな動きがとても印象的でした。