４つの実技訓練を終えた後、再度、全員が体育館に集合して、終わりの会を行いました。
まずは、東住吉消防署の副署長さんから、講評をいただき、地域の防災にとって、中学生の存在がとても大切であることや、明日にやってくるであろう台風２４号に備えるポイントなどをわかりやすくお話していただきました。
そして、生徒代表からのお礼の言葉として、今日学んだこと生かして、いざという時には、地域の防災リーダーさんと協力して、地域のみなさんの役に立ちますとの力強い言葉が述べられました。

足元の悪い中、また、台風対応などでお忙しい中、中学生のためにご協力いただきました東住吉消防署のみなさま、矢田東地区の防災リーダーのみなさま、本当にありがとうございました！！

続いて、「可搬式ポンプ」の操作方法について教えてもらっている様子です。天気が良ければ、プールサイドで、実際にプールの水を使って、放水する予定でしたが、あいにくの雨になったので、ポンプのしくみを聞いたり、実際にエンジンをかけさせてもらたりしました。エンジンをかける際、ハンドルを引いてかけますが、ちょっとしたコツと勢いが必要で、悪戦苦闘する人もいましたが、上手にかかると、自然とみんなから拍手が沸き起こっていました。

続いて、「心肺蘇生訓練」に取り組んでいる様子です。「胸骨圧迫（心臓マッサージ）」の方法や「ＡＥＤ（自動体外式除細動器）」の使用方法を学び、実践しました。

続いて、こちらは「負傷者搬送訓練」の様子です。
限られた資材で、負傷者を安全に搬送する方法を教えてもらい、実践してみました。

全体でお話を聞いた後に、学年全体を４つのグループに分けて、４つの実技訓練に順番に取り組みました。
この写真は、「倒壊家屋からの救出訓練」の様子で、倒れた建物を、ジャッキで持ち上げ、建物内に閉じ込められた人を救出する方法を学びました。