土曜授業 芸術鑑賞1
10月27日(土)午前中、「民話芸術座」を招き、体育館において演劇「鬼の小づち」を鑑賞しました。
始めに、川西先生から鑑賞中の注意事項について説明があり、午前10時から演劇鑑賞が始まりました。 第一部では演劇教室を実施していただき、代表して5名の生徒が参加しました。劇団員の方から、舞台に上がった時に緊張しないことと集中力を高めることを目的とした準備運動「こんにゃく体操」を教えていただきました。子どもたちの上手な動きに、劇団員の方も驚かれていました。続いて、発声練習が行われ、5名の子どもたちが「早口言葉」にチャレンジしました。 土曜授業 芸術鑑賞2
続いて、代表5名のうち2年生徒会執行部役員の4名が朗読劇に挑戦しました。
本編「鬼の小づち」のあらすじを紹介した朗読劇でしたが、真に迫った演技で、思わず引き付けられました。 そして、いよいよ民話芸術座の演劇「鬼の小づち」が始まりました。 人をだましたり人に意地悪をしたり、悪いことをした人間が増え、地獄では人であふれ、鬼不足に困っていました。そこで閻魔大王から厳命が下り、鬼不足解消のため、鬼の小づちを預かった“青鬼ゲン”が人間界に派遣されます。地獄では、ついつい人に優しくしてしまう“青鬼ゲン”ですが、鬼の小づちで悪い人の頭を叩き、鬼にして地獄に連れて行かなければなりません。人間界で庄屋の息子“太郎べぇ”にいじめられている心の優しい“与作”とその妹“おさよ”と出会い、“青鬼ゲン”の活躍が始まります。 土曜授業 芸術鑑賞3
“青鬼ゲン”が、これまでいじめられてきた“与作”“おさよ”に勇気を持たせ、権力をかさに孤立してしまった“太郎べぇ”に本来の優しさを思い出させるために奮闘します。
勇気、優しさ、思いやり、子どもたちにとっていじめ問題について考えさせられる有意義な演劇鑑賞となりました。 本編では、演劇部2年の津元さんが“与作”“おさよ”の妹役として出演しました。プロの中に混じっても、物怖じしない素晴らしい演技を観せてくれ、普段の練習の成果を見事に発揮してくれました。 遠方から本校に来ていただき、早朝から準備していただいて公演をしていただきました「民話芸術座」の皆さん、子どもたちの心に響く舞台を観せていただき、ありがとうございました。 文化祭19 エンディング
生徒会作成のエンディング映像が流れ、文化祭の閉幕となりました。
最後に学校長から、次にような講評がありました。 それぞれが自分の役割を果たし、準備期間のわずか2週間で準備・練習に取り組んできた文化祭が、参加したすべての人の心を響かせる、素晴らしい成果としてみんなの心に残ったと思います。 演劇部の舞台から始まり、1年生、2年生とそれぞれに明確なテーマのもと、観る人の、演技する自分自身の心に響く、レベルの高い素晴らしい発表となりました。午後からの吹奏楽部の演奏は人の心を動かす音楽の力を感じさせてくれ、人の絆の中で生まれえた3年生の発表は、人と人とが繋がるために必要な「思いやり」「優しさ」「信頼」「挑戦する心」を感じさせてくれました。この経験を活かし、地域とともに育つ桜中生が、さらに向上し、自分の向く表に向かって、みんなで支えあい、協力し合いながら、突き進んでくれることを期待します。 これまで一生懸命に取り組み頑張ってくれた子どもたちに、とくに企画・運営と頑張ってくれた生徒会役員の皆さんに、感謝を伝えたいと思います。 「ありがとうございました」 文化祭18 3年舞台発表
最後は「よさこい踊りチーム」全員でのよさこい踊りです。
会場いっぱいに広がって、迫力あるよさこい踊りを披露してくれました。 大豊町の方々にもご指導、ご支援いただいた3年生のパフォーマンス「心に、響け!」、素晴らしい発表で、今年度の文化祭を華やかに締めくくってくれました。 高知県大豊町の皆さん、ありがとうございました。 |
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