互いに高めあうがんばる先生支援 研究授業3年生 社会見学 くらしの今昔館校長メモ 11月6日(火) 11月は児童虐待防止月間です
平成29年度の全国の児童虐待の相談件数は約13万3千件、10年前の平成19年度が約4万件ですので、10年で3倍以上に増えたことになります。今年の6月に東京で5歳の女の子が虐待死した衝撃的な報道が記憶に新しいところですが、死亡に至る重篤な事案も少なくありません。なぜ、こんなにも児童虐待の事案が無くならないのでしょうか。子どもを虐待するために、子どもを授かった人などいないはずです。生きづらさを抱え、怒りや憎しみがたまりにたまって行き場を失ったとき、身近な弱い存在である子どもに向かっていくのではないかと思います。これだけ豊かになった日本ですが、幸せだと感じている人がどれだけいるのでしょうか。生きづらい現代社会の問題としてとらえる必要があります。
子どもは親や養育者の所有物ではありません。一人の人間であり、大人と同じ「人権」を生まれながらに持っている存在です。誰もが愛される存在であり、お互いに一人の人間として尊敬し合わなければなりません。子どもの「いじめ」も根っこは一緒です。自分を大切な存在だと思えれば、他人も大切な存在であることがわかります。身近な信頼できる大人から大切にされていると、子ども自身が感じることができれば、暴力や暴言で自分の思いを表現しようとは思わないはずです。「愛」にあふれた学校、地域でありたいと思います。 今回のガッツ賞は2年です。
跳び箱運動や玄関掲示作成の頑張りで、今日は2年生が11月のガッツ賞を授与されました。これからも、みんなで力を合わせて頑張ってください。
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