建物も、高さによって、地震の揺れの影響の受け方が違うことも、紙を使った簡単な実験で説明していただきました。
　放課後は、教職員向けにも研修会を実施していただき、これから、私たちが取り組むべきことを考える機会をいただきました。今回、私たちのための東北からお越しいただいた講師の先生に、感謝しています。

　その状況が、地中のマンホールにも作用され、筒状のマンホールが浮き上がってきたというわけです。

　いくつかのグループに分かれて実験をしました。中に空洞があるものは、振動を与えると、地中に埋まっていても、浮き上がってくるのだそうです。

　東日本大震災の際に、たくさんのマンホールが浮き上がってきたそうです。液状化の影響ということで、液状化の実験も用意していただきました。

　１０月５日（金）、５〜９年生の児童・生徒を対象に「防災教育研修会」を実施しました。東日本大震災の時に、自身も被災され、その後、防災に取り組んでこられた方を講師としてお迎えしました。
　最初に、東日本大震災の様子や被害状況を写真や動画・自身の体験も交えてお話いただきました。その中で、近隣の２つの小学校の違いについてが印象に残っています。一方は、ほとんどの児童が無事だったが、他方は、被害が大きかったこと。被害が少なかった小学校では、講師の方を招いて「防災研修会」を開いていたこと、そして、いざというときの避難場所を作り、避難方法を確立していたことが、２つの小学校の状況を分けただろうということでした。
　続いて、地震のメカニズムについて、また、大阪周辺、西日本の抱える状況、そして、それに備えて何が必要かなど、多岐にわたるお話をしていただきました。