親子で読書「最後のオオカミ」
新学期まで残すところ1週間を切りました。新学期の準備はできているでしょうか?
夏休みの読書感想文は済みましたか?読書感想文を書くことが目的ではなく、心に残る1冊の本との出会いが目的です。 今年の課題図書の中から「最後のオオカミ」(マイケル・モーパーゴ作:はら るい訳:黒須高峰絵:文研出版)を手に取ってみました。 あえて、この本の内容は詳しく書きませんが、「スコットランド最後のオオカミ、この石の近くで射殺さる。1746年4月24日」との一文がありました。 オオカミと言えば悪役のイメージで描かれることが多いのですが、はたしてそうなんでしょうか?「飢えたオオカミ」とは、生きるために必要なもの以上に獲物をとらない。オオカミはリーダーを中心に統率のとれた集団、狩りの際の連係プレーなど能力の高い動物です。また、集団の中で強いものは弱いものを庇護することなどが知られています。「オオカミ王ロボ」(シートン動物記)もそうでしたが、人間にとって手ごわいクレバーな動物であるがゆえに『悪役』とされてきたのではないでしょうか? しかし、人間はオオカミの土地を奪い、オオカミを駆逐して、絶滅させましたが、そのことで生態系を壊してしまい、やがて天敵のいなくなった鹿などによる獣害が大きくなる事態を招いています。 本当に人間は正しかったのでしょうか?ある意味「残念ないきもの」こそが、人間かもしれません。このようなことについて、親子で考える良い機会を与えてくれる本です。(学校長) 8/21 もうすぐ新学期「早ね、早起き、朝ごはん」出来ていますか?夏休み、遅くまでテレビを見たり、ゲームをしたりしていませんか?長いお休みでは生活習慣が乱れがちです。生活習慣の基本は「早ね、早起き、朝ごはん」です。 毎年、国が実施している全国学力、学習状況調査においても「早ね、早起き、朝ごはん」を守っている子どもほど、20ポイント近くも成績が良いという結果が現れています。 保護者の皆さまにも、子どもたちが2学期をスムーズに迎えられますよう、お子さまの基本的生活習慣の確立をよろしくお願いします。(学校長) 8/21 学級飼育の「熱帯魚と金魚」東陽中学校吹奏楽部「銀賞」受賞8/20 OBF高校(大阪市立ビジネスフロンティア高等学校)真新しい校舎の中に入ると、たくさんの文化、スポーツの全国大会出場の幟に迎えられました。まだ夏休みだというのに生徒もたくさん登校しており、すれ違うたびに気持ちの良いあいさつを受けました。好感度の高い学校です。 また、正面には五代友厚公の銅像も拝し、100年を超える歴史と伝統を感じさせられました。1880年に五代友厚が大阪立売堀(西区)に創立した大阪商業講習所がこの学校と大阪市立大学商学部のルーツでもあるそうです。 大阪市立大学を始め商学部や経済学部、情報系、外国語学部への大学進学率も多く、商都大阪にふさわしい新しい形の高等学校だと思います。 ちなみに、五代友厚公の銅像は同校のほか、ゆかりのある大阪市立大学、大阪証券取引所(北浜)や大阪商工会議所(本町)にも置かれています。これも郷土大阪学習です。(学校長) ○大阪市立ビジネスフロンティア高等学校 お問い合わせ先:06−6722−7962 |