12/12 お昼の放送アゲイン 「クリスマスオレンジ」
みなさんはクリスマスオレンジという食べ物を聞いたことがありますか?今日の給食には温州みかんがありますね。クリスマスオレンジとは温州みかんのことなのです。
クイズです 温州みかんをクリスマスオレンジと呼ぶ国はどこでしょう。1フィリピン 2ブラジル 3カナダ・・・答えは3のカナダです。北米のカナダのクリスマスイブでは、つるした靴下の中にプレゼントとともに温州みかんを入れるのだそうです。 19世紀に日本の紀州・和歌山からカナダに移住した漁師の人々が、故郷の名産品の温州みかんを取り寄せるようになりました。寒さが厳しく冬場に食べる果物があまりなかったカナダでそのおいしさが評判となり、大切な人にプレゼントするようになったようです。 今ではクリスマスオレンジというタイトルの絵本や映画、オレンジ色のクリスマスツリーもあるくらい、カナダ中で温州みかんをクリスマスにプレゼントする習慣が浸透し、温州みかんが輸入され、出回りだすと「クリスマスが来た!」と感じるそうです。 日本のみかんどころの一つ、愛媛県の八幡浜市では、このカナダにすっかり定着したみかん文化を逆輸入し、近年毎年クリスマスオレンジフェスティバルを開いています。 みかんは風邪の予防となるビタミンCやカロテン、疲れを回復させるクエン酸、おなかの調子を整える食物繊維といった栄養素が豊富で、脂肪はほとんどありません。健康を気遣ったささやかなプレゼントとして、カナダに倣い、きれいにラッピングしたおいしい温州ミカンを贈ると、目新しく、喜ばれるかもしれませんね。 12/12 今日の給食12/12 3年学年集会
12月12日(水)朝、3年学年集会を行いました。
集会では、長阪先生から、高等学校の先生に「どんな生徒に来てほしいですか」と尋ねたことがあります。「あいさつができる生徒」「時間を守る、ルールを守る生徒」「何事にもがんばれる生徒」に来てほしいとのことでした。 一日一日学校生活を大切にしながら、高校進学に向け最後までがんばってくださいと、励ましのお話がありました。 12/11 生徒会訪問(阪南小学校)
12月11日(火)午後、生徒会執行部5名が、阪南小学校5年生を対象に「阪中紹介」を行いました。
学校紹介ビデオを見てもらい、中学校生活の様子や集団生活の決まりごとについて説明を行いました。 「阪中ふしぎ発見」の冊子を配布し、4つグループに分かれて質問コーナーを設けました。生徒たちは、お兄さん、お姉さんぶりを発揮し、質問に答えていました。 12/11 お昼の放送アゲイン 「田作り」
今日の給食にはちりめんじゃこが使われていますね。ちりめんじゃこはイワシ類の稚魚なので、今日は少し成長したカタクチイワシからつくられるおせち料理の田作りについてお話することにしました。
田作りはごまめのことで、干した若いカタクチイワシを炒り、砂糖、みりん、しょうゆで味付けしたものです。 日本では江戸時代、鰯を干して固めたものを田んぼや畑の肥料としていました。この肥料を「干(ほし)鰯(か)」といい、高級肥料で、大阪市や堺市には干鰯問屋もありました。干したイワシから、養分たっぷりな田畑の土を作っていたため「田作り」と言うのです。 お正月には作物の豊作を願って田作り、つまりごまめをいただきます。田作りは丸ごとの鰯を使うので、ミネラルもタンパク質も豊富です。 カルシウムは日本の人にとって慢性的に不足している栄養素で、骨折や骨粗鬆症予防に不可欠です。現在では、イワシを干鰯として田畑の肥やしにすることはなくなっていますが、代わりにしっかり私たちの体の栄養源にしたいですね。 |
|