3年生が大阪市立科学館の出前授業を受けました。今日は、「偏光」です。光がものにあたると、いろいろな方向へ反射します。この光を、偏光板でのぞくと、ある一定方向の光のみ通すので、虹色の模様が現れたり光がさえぎられて暗くなったりします。めがねの偏光レンズと同じです。パソコンの液晶画面を見ながら回転させると、画面が見えたり見えなくなったりします。
講師の先生が、偏光板のライトの上にいろいろなものを置きます。例えば、プラスチックのコップ、セロハンテープ、ビニール袋などです。ふつうに見ると透明に見えますが、子どもたちがもっている偏光板でのぞくと「わぁ〜 きれい!!!」と歓声を上げています。透明なところに、不思議な虹色模様が見えてくるのです。(写真上)
真ん中の写真は、透明なフィルムのようなものを講師の先生が貼り付けています。カメラの先に偏光板をセットして撮りましたが、透明なままです。
次に、カメラの前の偏光板を回していくと、急に絵が浮かんできます。これが、ふしぎ、ふしぎ。(写真下)
3年生の子どもたちは、光の性質の不思議さを、思う存分体験できました。