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人権講演会

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こんなお話もありました。

日本にはアメダスAMeDASという気象観測システムがあります。AMeDASは全国に1300箇所設置されています。

AMeDASには「積雪深計」という計測器もあります。超音波を使って積雪を測っています。

1年生の2学期中間テストでは、同じ原理を使って海の深さを測る装置についての問題がありましたね。

人権講演会

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今年の人権講演会では、関西テレビ「報道ランナー」お天気キャスターで気象予報士の
片平 敦 さんから、
「天気予報の見方・聞き方 〜大切な『いのち』を守るために」
と題してお話いただきました。

今年は非常に強い台風21号が猛威をふるいました。
台風でも一番危ないのは、台風のちょっと右側です。だから、神戸や尼崎あたりを通過するときには、ものすごく強い風が吹きます。
大阪では最大瞬間風速47.4m/sの風が吹きました。

今年は災害が多発した年になりました。
6月18日の大阪北部を震源とする地震、
7月上旬の豪雨、
7月〜9月にかけての記録的猛暑、
7月終わりの逆走台風、
8月下旬の台風20号、
そして9月上旬の台風21号。

片平さんは災害の様子を取材に行かれました。
台風21号が来た翌日の南港ATC近辺で横転していた自動車や、紅葉の標本木とされているイチョウの木が折れている様子もスライドで紹介していただきました。桜の開花の標本木も枝がたくさん折れていたようです。
台風が来ると、高潮による被害も起こります。海遊館近辺で、屋内に2m以上の高さまで海水が入ってきた施設もありました。高潮が来てから避難しようとしても逃げられません。だから、高潮が来ると分かったら、いのちを守るために早めに逃げることが大切です。

ところで、桜の蕾は前年の夏にはできています。桜は葉っぱが残っている間はホルモンによって花が咲かないようになっています。冬に葉が落ちると、桜は花を咲かせる準備を進めます。ところが台風21号で多くの葉が落ちたために、季節外れの桜が咲いたところもあったようです。

災害は突然襲ってきます。防災気象情報を活用してください。
「土砂災害警戒情報」
「記録的短時間大雨情報」
「氾濫危険情報」
は、気象警報発令よりもさらに危険な状況です。ハザードマップなどの情報で先手を取っておきましょう。
ところが残念ながら、実際に避難する人はごくわずかという現実があります。
「正常性バイアス」や「多数派同調バイアス」があるからです。これを打ち破るのは本当に難しいのです。
だから、「あなたのことば・行動があなたの大切な人の命を守る」のです。
いざという時に人を動かすのは「身近な人のことば」です。
中学生のみんなが「私たち逃げるよ、一緒に逃げよう」と言ってくれると、みんな逃げられます。あなたが「率先避難者」になってください。
災害から命を守るのは、
「地域の力 一人ひとりの思いやりの力」
です。

今回のお話を家庭・地域などでぜひ話題にしてくださいということでした。
防災・減災における、地域の力をより高めるためですね。

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本日ご講演いただいた片平さんは「子どもの頃から天気が大好き」で、物心がついたときの将来の夢は「天気予報のおじさん」だったということです。


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日曜参観

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2時間目、2年生の授業の様子です。
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