全校集会校長先生から24年前の1月17日に発生した阪神淡路大震災についてのお話がありました。 6500人もの人々が亡くなり、助かった方々も食料の不足や住宅の損傷など苦しい生活が続く中、日本人の良さである助け合いの精神のもとで被災地の人たちは、厳しい状況を乗り越えてきたことを子どもたちにお話し頂きました。 そして、2ヵ月後の3月は平成23年に東日本大震災が発生した月でもあります。 3学期は過去に発生した震災を教訓に、実際に自分たちがそのような状況に遭遇した時にどのように行動し、自分や周りの人の命を守っていくのかを考え、学ばなければいけません。 大きな震災を体験していない子どもたちは自分たちには関係のないことだと考えがちですが、いつ何が起こるかわからない、明日は我が身だということを伝えていくことも大人の役目だと感じました。 トップアスリートによる「夢・授業」講師の先生として、元バレーボール選手の大谷佐知子さんが来られました。 大谷先生は、1984年のロサンゼルスオリンピックで、日本のエースとして活躍され、銅メダルを獲得する中心選手でした。 授業の初めでは、ご自身の選手時代の経験や教え子たちとの出来事を交えながら、たくさんの貴重なお話をしてくださいました。 また実際にバレーの実技指導をしてくださり、大谷先生の監督のもと、子どもたちだけで練習試合も行いました。 子どもたちは今日のこの授業で、バレーボールを通して、大谷佐知子さんが伝えたいことや子どもたちに考えてほしいこと、仲間の大切さやチームワークなどを学ぶことが出来たと思います。 今後の学校生活、そしてこれからの生活に活かしてくれることを期待しています。 中学部生徒朝会校歌斉唱のあと、生徒委員会の各委員長より、1月7日に話し合われた月間目標が発表されました。 学級委員会 ・・・ メリハリをつけ、ポジティブな行動を心がけよう 保健体育委員会 ・・・ インフルエンザに気をつけよう 美化委員会 ・・・ トイレをきれいに使おう 図書委員会 ・・・ 新しい本も(これまでの本も)大切にしよう でした。 次に、本日行われる発育測定の連絡がありました。 3学期は次の学年への準備期間です。しっかり頑張っていきましょう! 始業式の様子各学級の朝学活では冬休みの思い出話で持ち切りです。 子どもたちは、久しぶりの学校に気分が高まるところですが、しっかりと気持ちを切り替え、始業式が始まりました。 3学期のスタートとなる「儀式」を厳粛に執り行おうと、子どもたちはしっかりと姿勢を正して話を聞いていました。 この様子を見て、今岡校長先生は「すぐに気持ちを切り替え、人の話を聞く態勢になれてとてもよかったと思います。」と褒めて下さり、気持ちよく始業式を始めることができました。 校長先生のお話では、「学校教育目標である、自立に必要な力を身につけるために、3学期は状況判断のできる人を目ざして頑張ってください。」と、3学期の目標を伝えられました。 集会の様子を見ても、場に応じた行動を意識しているのがよく伝わります。 3学期はこの力を一層伸ばして欲しいです。 |
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