中学部生徒朝会はじめに、本日の講話担当の田村先生より、ご自身の通勤中の電車の中での話がありました。 「混んでいた電車の中、私が立った前の座席に、詰めてくれたらもう一人座れるだけのスペースがありました。『詰めてくれたらいいのに・・・』と思いながら何も言えずにイライラしてしまいました。すると、次の駅で違う席が空いたので、座っていると、先ほどと同じようなスペースができ、前に立った女性が、『すみません。座りたいので、席を詰めていただけませんか。』と言われたようです。その言葉に周りの人は、気持ちよく席を詰めて、女性は席に腰をかけることができたようです。 このように、表現の仕方で、周りの行動や気持ちが変わってくるんだと再確認し、自分自身の日常と重ね合わせて考えることができた。」 とおっしゃってました。 生徒たちが先の土曜授業で学習した、「アサーション」につながるお話でした。 その後、各委員会より今月の目標の発表がありました。 学級員会 ・・・「長期休みの前に気が抜けないようにしよう」 保健体育委員会・・・「マット運動でケガをしないようにしよう」 〜ケガをしないように、柔軟・体操をしっかりしよう〜 美化委員会 ・・・「すみずみまで、きれいに掃除をしよう」 図書委員会 ・・・「返す期限を守ろう!」 でした。 最後は、代表委員会による「チャイム着席」月間最優秀クラス賞の発表でした。 「チャイム着席」月間最優秀クラス賞は、2年生でした。とてもすばらしいです。 栄養指導(小学部)大阪市から3名の栄養教諭の先生に来ていただき、 1・2年生「食べ物の働きを知ろう」 3・4年生「魚について知ろう」 5・6年生「カルシウムを多く含む食品を知ろう」 というテーマで、それぞれの学年に応じた内容の授業をしていただきました。 子どもたちは、今まで意識していなかったことや新しく気づいたことがたくさんあったようで、「今日から魚をいっぱい食べよう。」とか「牛乳をちゃんと飲もう。」などと、食生活について意識する発言がたくさんありました。 好き嫌いなく、しっかり食べて、心も体も、ぐーーーーーんと大きくなってほしいですね。 第2回ぽかぽかまつり(小学部)小学生が第一特別養護老人ホームへ伺い、合唱や合奏をして入所者の皆さんと交流する行事です。 第2回では、第1回の内容に加え、小学生と入所者の皆さんで一緒に「ジングルベル」と「赤鼻のトナカイ」を歌いました。そして、低学年の児童たちがサンタクロースとトナカイの仮装をして、おじいさん、おばあさんの周りをクリスマスソングを歌いながらまわりました。 おじいさん、おばあさんからは「来てくれるなんて、やさしいね」「かわいいね」などと声をかけていただき、子どもたちは、とてもうれしそうな様子でした。 第2回も入所者の皆さんも、そして参加した児童も、みんな笑顔で「ぽかぽか」と心温まる行事となりました。 全校集会の様子さて、今週もスタートです! 全校集会では、まず始めに今岡校長先生お話です。 先日の土曜授業ではアサーションの学習に加え、小学部は特別養護老人ホームへ訪問し、中学部では「命」について考える講話を聴きました。 「土曜授業を通して学んだことを意識して学校生活を送っていこう。」とおっしゃっていました。 また、法務省が定める人権週間(12月4日〜10日)も紹介され、「思いやりの心」をもって生活することの大切さをお話しされました。 次に今週の目標を担当の清水先生と1,2年生の児童が発表してくれました。 「使ったものは元の所へもどそう。」という目標について、寸劇をして伝えてくれました。 とてもかわいい様子に全校児童生徒、全教職員が釘付けになりました。 土曜授業小学部では低学年・高学年に分けアサーションについて学習しました。 中学部でも1限目を使いアサーションの授業を行いました。 また、二限目は谷口友希子さんによる講演が行われました。 息子さんを小児がんで亡くされたという辛い経験を真に迫ったようすで語っていただきました。 谷口さんのお話を通し、子どもたちが考えたことは少なくはなかったと思います。 講演後の感想では、人の命の大切さや暴言について意識の変化、「当たり前ではない日常」に対して感じることが多くあったようです。 「しね」「ころすぞ」「きえろ」などつい出てしまうことがある言葉の意味を改めて考え今後の生活に活かしてくれたらと考えます。 また月曜日から平常授業が始まります。 今回の授業を通し学んだことを生活の中でも忘れずに過ごしてくれたらと願います。 |
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