写真は、給食準備時の活動の様子です。
給食室前では、身支度を清潔に整え、
担任の先生としっかりならんで、
さわやかに「いただきます」と言って、
給食を取りに来ていました。
また、職員室では、給食委員会の児童が、
給食の放送の準備や打合せをしっかりとしていました。
これらの活動は、子どもたちとともに数年前から
取り組んでいます。
現在、この望ましい行動は、繰り返されています。
これは、『全教職員が同じ目標をもち、同じ指導をし、
できたらすぐに褒める(ポジティブ・フィードバック)」
を繰り返し、行ってきている賜物です。
本校が取り組んでいるエビデンスベースの学校改革は
全く新しい試みではなく、
効果の立証されている教育活動の枠組み・進め方とも言えますので、
このように、今まで行ってきた『よさ』をどんどん活用していきます。
先日も、ご紹介しましたように、
『望ましい行動』を引き出すための工夫や準備は、
エビデンスベースの『行動の見方:ABC分析』の考え方に
基づいて行われています。
『行動の見方:ABC分析』とは・・・
A・・・行動の前
B・・・行動
C・・・行動の後
AとCは、教え手側が変えることができるため、
具体的な問題改善に向けた方法を計画することができます。
行動の前「A」と行動の後「C」を工夫していくことで、
行動「B」を変えていくことができます。
今までの教育活動のよさをフルに活かしながら、
よりよい教育活動の推進に向けて
努力を重ねていきますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。