中学部生徒朝会1つ目は、本日の講話担当である松井先生からのお話です。松井先生は、最近、有名なテレビ番組で優勝をしたお笑い芸人(漫才師)の幼なじみだそうです。 幼なじみの彼は、幼い時から人を笑わせることが好きで、よく周りを明るく元気にしていたそうです。 高校生になったある日のこと、別々の高校へ進み、久々に会った彼の頭の髪の毛が薄くなっていたことに気づいたそうです。『大丈夫?』と聞くと『大丈夫や』と笑って答えてくれました。 大学生になって再会した時のこと。その彼は、昔から追い続けてきたお笑い芸人の道を進んでいたようです。心配していた髪の毛は、少し濃くなっていました。その理由を聞くと、『実は・・・』と当時のことを話してくれました。『高校でも人を笑かしてたんやけど、そのことでからかわれたり、いやなことを言われたり・・・、でも、それも笑いで返していたら、ストレスから髪の毛が薄くなってきてしまった。でも、周りの違う友達が話を聞いてくれたり、助けてくれたおかげで、少しずつ濃くなってきた。』と。 社会人になってから会った時には、次のような話をしてくれたそうです。 『お笑い芸人は、他人からいじられることで笑いをとっていることがあるけれども、あれは、舞台の上だけでのこと。舞台を降りたらお互いにサポートしあってるんや。教え子たちが、舞台の上だけの状況を真似をして友達を傷つけないように、ちゃんと話をしてあげてや』と。 先生は、この後、生徒たちに「冗談のつもりだけど、実は他人を傷つけてしまっているということはありませんか? 笑っているからと言って、それだけで相手の本当の気持ちを見落としていませんか? 周りは大丈夫ですか?」と問いかけていました。そして、「もし、周りにそのようなことがあれば、ぜひその人に寄り添える優しさを育ててください。」と締めくくられていました。 2つ目は、第2回EM活動の予告と、募集について。 3つ目は、昼休みの過ごし方、道具の管理についての注意でした。 研究授業(小学部)
12月11日(火)、小学校4年生の研究授業が行われました。
書写(毛筆)の授業です。 大型テレビに用具の置き方や見本の文字が映しだされ、視覚的にわかりやすく工夫されています。 「白馬」を毛筆で書くのですが、ただ漠然と書くだけでは学習とは言えません。 今日のめあては、文字の大きさと配列を考えて書くことです。 つり合いをとるために、画数の少ない漢字を小さめに書くというポイントをおさえて、子どもたちは、手本を見ながら試し書きをしました。 そこに赤鉛筆で、改善点をメモして、再び練習。 トライ&エラーを繰り返して、最後に清書。 思ったよりもうまく書けて満足する子、納得できる字が書けずもう1枚トライする子、クラス全員、「白馬」という文字を書くことに夢中になった時間でした。 研究授業を行いました(中学部)授業は一年生で行い、内容はスクラッチでした。 様々な色をそれぞれ好きな配置で塗り、さらにその上を真っ黒にぬって、表面を削りながら作品を作っていきます。 削る中で自分の好きな絵や図柄が、黒一面の画用紙の中からカラフルに浮き上がってくる様子を見て、「先生、見て!ええ感じ!」、「この色、綺麗やろ!」と自然に声が上がるほど、生徒たちは作品作りに没頭していました。 中には2枚目に挑戦している生徒もいました。 終始、高い集中力で作品作りに取り組み、あっという間の45分間でした。 授業が終わってからは、実施した授業の研究協議を行いました。 3班に分かれ、授業について、良かった点や改善点などを話し合いました。 各教科の様々な観点から授業について協議を深め、大変実りのある研究協議を行うことができました。 今後も子どもたちの学力の向上を目標に、日々の授業を振り返り、授業力の研鑽を重ねていく機会を増やしていきたいと思います。 調理実習(小学部)
12月7日(金)、小学生全員で調理実習をしました。
全員での調理実習では、1年生から6年生を縦割りの5グループに分けて活動します。 今回は、学校の畑で収穫した「さつまいも」「白菜」「キャベツ」「ブロッコリー」を使いました。 メニューは、「さつまいもごはん」「ブロッコリーとキャベツのナムル」「ベーコン汁(味噌汁)」の3品です。 調理時の仕事の分担は、各グループ、自分たちで決めて活動します。ひとりひとり、今何をするべきなのかを考えて動きます。高学年の児童が、周りを見て、下の学年の児童に「次、〇〇して!」と上手に声かけしている場面も見られました。 おまちかねの「いただきます。」 家庭科室に「おいしい!!」の声が響きわたりました。 自分たちで育てた野菜を、自分たちで調理して、おいしくいただく。 とっても贅沢な時間をみんなで過ごすことができました。 中学部生徒朝会はじめに、本日の講話担当の田村先生より、ご自身の通勤中の電車の中での話がありました。 「混んでいた電車の中、私が立った前の座席に、詰めてくれたらもう一人座れるだけのスペースがありました。『詰めてくれたらいいのに・・・』と思いながら何も言えずにイライラしてしまいました。すると、次の駅で違う席が空いたので、座っていると、先ほどと同じようなスペースができ、前に立った女性が、『すみません。座りたいので、席を詰めていただけませんか。』と言われたようです。その言葉に周りの人は、気持ちよく席を詰めて、女性は席に腰をかけることができたようです。 このように、表現の仕方で、周りの行動や気持ちが変わってくるんだと再確認し、自分自身の日常と重ね合わせて考えることができた。」 とおっしゃってました。 生徒たちが先の土曜授業で学習した、「アサーション」につながるお話でした。 その後、各委員会より今月の目標の発表がありました。 学級員会 ・・・「長期休みの前に気が抜けないようにしよう」 保健体育委員会・・・「マット運動でケガをしないようにしよう」 〜ケガをしないように、柔軟・体操をしっかりしよう〜 美化委員会 ・・・「すみずみまで、きれいに掃除をしよう」 図書委員会 ・・・「返す期限を守ろう!」 でした。 最後は、代表委員会による「チャイム着席」月間最優秀クラス賞の発表でした。 「チャイム着席」月間最優秀クラス賞は、2年生でした。とてもすばらしいです。 |
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